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J-GLOBAL ID：202002256127115713   整理番号：20A0382287

GAGG-SiPMに基づくピクセル検出器を用いた同時PETとComptonイメージングの開発【JST・京大機械翻訳】

Development of simultaneous PET and Compton imaging using GAGG-SiPM based pixel detectors

著者 (10件)： Shimazoe Kenji (The University of Tokyo, 7-3-1 Hongo, Bunkyo-Ku, Tokyo, Japan) ,  Yoshino Masao (Tohoku University, 2-1-1 Katahira, Sendai, Miyagi, Japan) ,  Ohshima Yusuke (The University of Tokyo, 7-3-1 Hongo, Bunkyo-Ku, Tokyo, Japan) ,  Uenomachi Mizuki (The University of Tokyo, 7-3-1 Hongo, Bunkyo-Ku, Tokyo, Japan) ,  Oogane Kenichiro (The University of Tokyo, 7-3-1 Hongo, Bunkyo-Ku, Tokyo, Japan) ,  Orita Tadashi (The University of Tokyo, 7-3-1 Hongo, Bunkyo-Ku, Tokyo, Japan) ,  Takahashi Hiroyuki (The University of Tokyo, 7-3-1 Hongo, Bunkyo-Ku, Tokyo, Japan) ,  Kamada Kei (Tohoku University, 2-1-1 Katahira, Sendai, Miyagi, Japan) ,  Yoshikawa Akira (Tohoku University, 2-1-1 Katahira, Sendai, Miyagi, Japan) ,  Takahashi Miwako (QST-NIRS, 4-9-1 Inage, Chiba, Chiba, Japan)
資料名： Nuclear Instruments & Methods in Physics Research. Section A. Accelerators, Spectrometers, Detectors and Associated Equipment  (Nuclear Instruments & Methods in Physics Research. Section A. Accelerators, Spectrometers, Detectors and Associated Equipment)
巻： 954  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： D0208B  ISSN： 0168-9002  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 陽電子放出断層撮影(PET)は,高感度の分子画像診断と医学診断のための重要で強力なツールと考えられている。さらに,単一光子放出CT(SPECT)は,医学診断における異なるタイプの情報を提供するもう一つの重要な画像診断法である。一方,コンプトン画像は,Compton散乱速度論に基づく多重核種による将来の分子イメージングのための有望な技術である。これに関して,著者らは以前に,環境応用のためのガドリニウムアルミニウムガリウムガーネット(GAGG)-シンチレーションに基づくPETシステムとGAGG-シンチレーションに基づくコンプトン画像システムを開発した。ここでは,多重核種イメージングのための薄い散乱体と厚い吸収体を用いた二層構造に基づく新しいPET-Comptonハイブリッド同時撮像装置を提案し開発した。コンプトン撮像装置の良好な空間分解能を達成するために,利用したシンチレータのエネルギー分解能は最も重要な特性の一つを形成する。この点において,GAGGは,50000光子/MeV以上の高い光収率と,バックグラウンド放射と中程度の減衰時間を持たない4%の優れたエネルギー分解能のため,有望なシンチレータである。本研究では,同時PETとSPECTイメージングの概念を証明するために,2.5×9-mm3Ce:Gd3Ga_2.7Al_2.3O_12シンチレータ(吸収体)と個別に結合した8×8多画素光子計数器/SiPM(MPPC)アレイからなる同時PET-Compton検出器の開発を示した。MPPCの画素サイズは3mm×3mmで,室温で55Vで動作する。MPPCシンチレータからの信号を個別に増幅し,エネルギーとタイミング情報を記録するために,閾値(DTOT)回路上で動的時間で変換した。画像再構成において,開発されたモジュールの使用により得られたデータは,散乱体と吸収体または吸収体と吸収体の間の同時検出によるコンプトン画像化またはPETイメージングのイベントに分類される。吸収体と吸収体の間の一致事象はPET消滅-ガンマ事象と見なされ,散乱体と吸収体の間のそれらはコンプトン画像イベントとして使用される。著者らの実験において,多重核種トレーサーとして用いられる111Inと18FDGの画像を,コンプトン画像とPETイメージングのために開発された検出器を用いて同時に取得した。著者らのアプローチは医用イメージングと関連分野のための重要なステップであると信じる。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 光子計数 ,  SPECT ,  *ピクセル検出器 ,  *画像処理 ,  PET【トモグラフィー】 ,  分子イメージング ,  シンチレーション ,  撮像装置 ,  Compton散乱 ,  画像再構成 ,  シンチレータ ,  散乱体 ,  重原子核 ,  画素 ,  吸収体

著者キーワード (5件)： 陽電子放出断層撮影 ,  単一光子放出CT ,  Comptonイメージング ,  SiPM ,  シンチレータ

分類 (1件)： 放射線検出・検出器  (AD08020J)

タイトルに関連する用語 (5件)： SiPM ,  ピクセル検出器 ,  PET ,  Comptonイメージング ,  開発