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J-GLOBAL ID:202002256156599512   整理番号:20A1050705

パロキセチンはJAK2/STAT3シグナル伝達経路の活性化により免疫応答を調節する【JST・京大機械翻訳】

Paroxetine modulates immune responses by activating a JAK2/STAT3 signaling pathway
著者 (5件):
資料名:
巻: 34  号:ページ: e22464  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0288A  ISSN: 1099-0461  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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セロトニン再取り込み阻害剤の代表であるパロキセチンは,その抗炎症特性により最近注目されている。しかしながら,その免疫抑制効果の原因となる根底にある機構は明らかにされていない。原因となるシグナル伝達機構を理解するために,リポ多糖類+植物凝集誘発性ヒト末梢血単核細胞培養におけるJanusキナーゼ2-シグナル伝達物質と転写3(JAK2-STAT3)シグナル伝達経路の活性化因子に対するパロキセチンの効果を調べた。免疫細胞の5-HT系に対するパロキセチン免疫調節効果の可能な依存性も評価した。著者らの結果は,パロキセチンが炎症誘発性サイトカイン産生(インターロイキン-1β[IL-1β],IL-17,および腫瘍壊死因子-α)を減衰させ,マクロファージ分極のためのIL-10およびJAK2/STAT3の発現をM2サブセットおよび機能的樹状細胞枯渇に対して増加させることを示した。結論として,パロキセチンは免疫細胞に存在する5-HT系とJAK2-STAT3経路の両方を介して抗炎症効果を発揮することができる。著者らの結果は,パロキセチンがセロトニンを介して部分的に免疫抑制効果を発揮することも示唆する。それにもかかわらず,JAK2/STAT3調節パロキセチン効果はセロトニンに依存せず,従って炎症抑制に十分適用できた。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  生薬の薬理の基礎研究 
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