文献
J-GLOBAL ID:202002256166344590   整理番号:20A1924033

段階依存性共生微生物強化はイネにおける土壌養分状態,植物成長,抗酸化防御系および遺伝子発現を改善する【JST・京大機械翻訳】

Stage-dependent concomitant microbial fortification improves soil nutrient status, plant growth, antioxidative defense system and gene expression in rice
著者 (10件):
資料名:
巻: 239  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: A1209A  ISSN: 0944-5013  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
イネ(Oryza sativa L.)品種PB1612とCO51のステージ依存同時栄養強化は,種子被覆として微生物接種菌Trichoderma asperellumとPseudomonas fluorescens,実生根接種と土壌施用は,植物における成長,活性化抗酸化酵素と調節防御関連遺伝子を増強させた。微生物接種剤は,シュート高さ,分げつ数,新鮮重および乾燥バイオマスを改善した。共接種は,単一接種と比較して,植物成長と発達の強化に,より影響した。単一および共接種は,土壌中の有機炭素(OC)およびN,PおよびK含有量を大幅に改善した。対照と共接種の間の平均値は,PB1612(p0.001)とCO51(p0.019)のOCとPB1612(p0.044)とCO51(p0.021)のリン含有量において有意に変化した。微生物接種は土壌養分を強化し,植物に対するバイオアベイラビリティを増加させた。総ポリフェノール,フラボノイドおよび蛋白質含量は,微生物接種後の葉で増加した。多価フェノールに富む葉抽出物における高いフリーラジカル消去活性を反映する微生物接種イネにおいて,非酵素抗酸化パラメータ(ABTS,DPPH,Feイオン還元力およびFeイオンキレート化)の増強が見られた。スーパーオキシドジスムターゼ(SOD),グルタチオンレダクターゼ(GR),フェニルアラニンアンモニアリアーゼ(PAL),ペルオキシダーゼ(PO),グルタチオンペルオキシダーゼ(GPX),アスコルビン酸ペルオキシダーゼ(APX)およびカタラーゼ(CAT)の酵素活性の増加は,共接種のイネ植物におけるROS除去の改善を示した。微生物接種イネ植物におけるPAL,cCuZn-SODおよびCAT遺伝子の過剰発現を記録した。本研究は,微生物接種菌による植物段階別同時強化が,イネにおける生理学的,生化学的および分子レベルで,植物における成長,発達および防御特性にプラスの影響を与えるマルチプロングな徴候を果すことができると結論づける。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
稲作  ,  遺伝子発現 

前のページに戻る