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J-GLOBAL ID:202002256397515450   整理番号:20A1199188

脂肪酸エロンガーゼ遺伝子Lmelo7は,移動性バッタ,Locusta migratoriaにおける炭化水素生合成およびクチクラ透過性に必要である【JST・京大機械翻訳】

The fatty acid elongase gene LmELO7 is required for hydrocarbon biosynthesis and cuticle permeability in the migratory locust, Locusta migratoria
著者 (11件):
資料名:
巻: 123  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: C0585A  ISSN: 0022-1910  CODEN: JIPHAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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昆虫クチクラ脂質は,高度に多様なクチクラ炭化水素(CHCs)の複雑なカクテルであり,水収支を維持し,外因性物質の乾燥と浸透を防ぐために疎水性表面被覆を形成する。脂肪酸伸長酵素(ELOs)は,昆虫における一般的なCHC合成経路に関与する重要な酵素である。しかしながら,CHC合成および機能に対するELOsの重要性は,あまり研究されていない。トランスクリプトームデータを用いて,著者らは移動性バッタLocustaマイグレーションにおける7つのELO遺伝子(LmELO1-7)を同定した。5齢幼虫における組織特異的および時間的発現プロファイルを決定した。著者らはクチクラバリア形成に関心を持っているので,著者らはLmELO7に対してRNA干渉を行い,それは主にインテメントにおいて発現される。LmELO7の抑制はその発現を有意に減少させ,脱皮直後または直後に致死を引き起こした。GC-MS分析によるCHC定量はLmELO7の抑制が全CHC量の減少をもたらすことを示した。結果として,CHC欠乏はLmELO7抑制L.migratoriaにおける乾燥抵抗性を低下させ,クチクラ透過性を増強した。興味深いことに,LmELO7発現は低空気湿度で誘導された。著者らの結果は,LmELO7がCHCsの産生,したがってクチクラ透過性において重要な役割を果たしていることを示している。干ばつ条件におけるLmELO7発現の誘導は,乾燥抵抗性の調節におけるこの遺伝子の重要な役割を示唆する。本研究は,CHC機能に基づく害虫管理のための新しい戦略の開発に役立つと期待される。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素生理  ,  動物生理一般  ,  動物に対する影響  ,  動物の生化学  ,  遺伝子発現 

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