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J-GLOBAL ID:202002256435205828   整理番号:20A2171308

小児髄芽腫FAT1遺伝子発現および予後分析【JST・京大機械翻訳】

The expression of FAT1 gene in children medulloblastoma and its prognostic role
著者 (6件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 316-322  発行年: 2020年 
JST資料番号: C3922A  ISSN: 1672-6731  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】小児髄芽腫におけるFAT1遺伝子の発現と予後への影響を調査する。方法:2004年1月から2016年12月までの58例の小児髄芽細胞腫標本を収集し、全エクソン配列分析でその遺伝子変異部位の並列Sangerシークエンシング検証を行い、リアルタイム蛍光定量PCRと免疫組織化学染色で髄芽細胞腫FAT1発現の変化を測定した。RNA干渉技術によるFAT1遺伝子の発現をノックダウンし、MTS法で細胞増殖率を測定し、Kaplan-Meier法で生存曲線を描き、Log-Rank検査でFAT1遺伝子発現の変化による総生存率と生存率への影響を比較した。FAT1遺伝子発現の変化と臨床因子との関係を分析した。【結果】(1)FAT1遺伝子病原性ミスセンス突然変異の7つの変異部位(187517703C>G,187521337T>C,187524503A>T,187541859C>T,187584610C>G)があった。187628338G>A、187630615G>A)は、いずれもSangerシークエンシングによって検証された。(2)髄芽細胞腫のFAT1発現は正常脳組織より低かった(P=0.012)。(3)2つの標的(shFAT1とshFAT2)のFAT1遺伝子ノックダウン率は>70%であり,FAT1遺伝子発現をノックダウンすると,髄芽細胞腫の細胞増殖率は有意に増加した(すべてP<0.01)。(4)髄芽細胞腫細胞FAT1低発現群(FAT1陽性細胞の割合≦50%,38例)の患児の総生存期間は(P=0.009),生存率は(P=0.009)高発現群(FAT1陽性細胞の割合>50%,20例)より低かった。(5)FAT1低発現群の患者の年齢<3歳の割合(P=0.037)、腫瘍嚢性変化率(P=0.002)は高発現群より高く、性別、腫瘍石灰化、Chang氏腫瘍病期分類群の間に統計学的有意差がなかった(いずれもP>0.05)。結論:FAT1遺伝子は低発現の髄芽細胞腫患児の予後が悪く、FAT1遺伝子発現の変化は髄芽細胞腫の予後を予測することができる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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神経系の腫よう  ,  血液の腫よう 
タイトルに関連する用語 (5件):
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