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J-GLOBAL ID：202002256567494213   整理番号：20A0012904

アミノ2-(2′-ヒドロキシフェニルベンゾアゾール誘導体のESIPT機構に及ぼすアミノ基メタおよびパラ置換の影響【JST・京大機械翻訳】

The effects of amino group meta- and para-substitution on ESIPT mechanisms of amino 2-(2’-hydroxyphenyl) benzazole derivatives

著者 (5件)： Yang Yunfan (Department of Physics, Liaoning University, Shenyang, 110036, PR China) ,  Ding Yong (Department of Physics, Liaoning University, Shenyang, 110036, PR China) ,  Shi Wei (Department of Physics, Liaoning University, Shenyang, 110036, PR China) ,  Ma Fengcai (Department of Physics, Liaoning University, Shenyang, 110036, PR China) ,  Li Yongqing (Department of Physics, Liaoning University, Shenyang, 110036, PR China)
資料名： Journal of Luminescence  (Journal of Luminescence)
巻： 218  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： D0731A  ISSN： 0022-2313  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 有望なアミノ2-(2′-ヒドロキシフェニルベンゾアゾール誘導体は,それらの強い電子供与体-NH2基のために,生化学的および光化学的分野において広く魅力的になっているが,励起状態分子内プロトン移動(ESIPT)に対するその重要性についてはほとんど知られていない。本研究では,ESIPT機構とその光物理的性質に及ぼす異なる-NH2基位置の影響を,時間依存DFT計算を用いて調べた。励起状態分子内水素結合(ESIHB)強化挙動を調べるために,最適化された形状と赤外(IR)振動周波数を解析した。本研究で計算した吸収と発光エネルギーは実験結果と一致し,光物理現象を良く再現した。電子構造特性に及ぼす種々の置換基位置の影響を詳細に説明するために,分子内電荷移動(ICT)特性を,フロンティア分子軌道(FMO)と電子-正孔分布を計算することによって解析した。最小エネルギー経路は複雑なESIPT機構を明示的に明らかにした。計算したGibbs自由エネルギー障壁と減少密度勾配(RDG)散乱図は,ESIPTが起こった次数がESIHB強度と一致することを示した。結論として,アミノ基のパラ置換はESIPT反応に正の影響を及ぼし,それはアミノ基のメタ置換と比較してESIHBに大きな影響をもたらした。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 発光 ,  *アミノ基 ,  赤外線 ,  分子内水素結合 ,  Gibbs自由エネルギー ,  励起状態 ,  光化学 ,  水素結合 ,  分子軌道 ,  散乱 ,  時間依存性 ,  密度汎関数法 ,  正孔 ,  最適化 ,  振動数

著者キーワード (4件)： 置換基位置 ,  水素結合 ,  励起状態分子内プロトン移動機構 ,  分子内電荷移動

分類 (2件)： 有機化合物のルミネセンス  (BM08094A) ,  有機化合物・錯体の蛍光・りん光(分子)  (BH06062I)

タイトルに関連する用語 (4件)： 誘導体 ,  ESIPT ,  アミノ基 ,  置換