文献
J-GLOBAL ID:202002256609934916   整理番号:20A0698937

マイクロアレイによる空間トランスクリプトミクスと単一細胞RNA塩基配列解読法の統合が膵管腺がんの組織構造を明らかにする

Integrating microarray-based spatial transcriptomics and single-cell RNA-seq reveals tissue architecture in pancreatic ductal adenocarcinomas
著者 (12件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 333-342  発行年: 2020年03月 
JST資料番号: H0870A  ISSN: 1087-0156  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
単一細胞RNA塩基配列解読法(scRNA-seq)は,組織内の細胞集団の系統的な識別を可能にするが,その空間的構成を明らかにすることは依然として困難である。我々は,それぞれが複数の近隣細胞のトランスクリプトームをとらえるスポット群を用いて遺伝子発現の空間的パターンを明らかにするマイクロアレイ空間トランスクリプトミクス法を,同じ検体から得たscRNA-Seqと組み合わせた。異なる組織領域の正確な細胞組成のアノテーションを行うため,マルチモーダル共通集合解析法を導入した。マルチモーダル共通集合解析を膵臓の原発腫瘍に用いることにより,膵管細胞,マクロファージ,樹状細胞およびがん細胞の亜集団が空間的に限定された部分に集積していることが分かった他,別の細胞型との異なる共集積も見いだされた。さらに,炎症性繊維芽細胞とストレス応答遺伝子モジュールを発現するがん細胞との共局在も明らかになった。scRNA-seqで明確になった亜集団の構造をマッピングする我々の方法は,複雑な組織に固有の相互作用の解明に応用可能である。Copyright Nature Japan KK 2020
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子・遺伝情報処理  ,  遺伝学研究法  ,  遺伝子発現 

前のページに戻る