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J-GLOBAL ID:202002256615666418   整理番号:20A0967454

結節性硬化症複合体におけるマトリックスメタロプロテイナーゼ発現の増加:in vitroでのマイクロRNA146aおよび147bによる調節【JST・京大機械翻訳】

Increased matrix metalloproteinases expression in tuberous sclerosis complex: modulation by microRNA 146a and 147b in vitro
著者 (16件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 142-159  発行年: 2020年 
JST資料番号: A1520A  ISSN: 0305-1846  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的:マトリックスメタロプロテイナーゼ(MMP)とそれらの内因性組織阻害剤(TIMP)は脳の細胞外マトリックス(ECM)内で蛋白質分解を制御する。脳炎症によるこの酵素系の機能不全は血液脳関門(BBB)を破壊し,てんかんの病因に関与している。しかし,これはてんかん誘発性ヒト脳において広く研究されていない。方法:難治性てんかんおよび顕著な神経炎症により特徴付けられる重度の神経発達障害である結節性硬化症複合体(TSC)患者の切除てんかん原性脳組織における主要MMP(MMP2,MMP3,MMP9およびMMP14)およびTIMP(TIMP1,TIMP2,TIMP3およびTIMP4)の発現および細胞局在を検討した。さらに,転写レベルでの遺伝子発現を調節できる抗炎症性マイクロRNA,miR146aおよびmiR147bが,TSC塊茎由来アストログリア培養における調節不全MMPおよびTIMP発現を減弱できるかどうかを決定した。【結果】著者らは,対照およびperituberal脳組織と比較してTSC塊茎におけるMMPおよびTIMPのより高いmRNAおよび蛋白質発現を,特に,BBB機能障害と関連した反応性星状細胞および反応性星状細胞において示した。より重要なことに,MMP3,TIMP2,TIMP3およびTIMP4のIL-1β誘導調節不全は,塊茎由来TSC培養においてmiR146aおよびmiR147bにより救済された。結論:本研究はTSCにおけるMMP/TIMP蛋白質分解系の調節不全の証拠を提供し,それはBBB機能不全と関連している。調節不全MMPとTIMP発現はmiR146aとmiR147bによりin vitroで改善されるので,これらのmiRNAは新しい治療アプローチとして更なる研究を提供する。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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酵素一般  ,  酵素生理  ,  神経の基礎医学  ,  血管系 
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