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J-GLOBAL ID:202002256627210351   整理番号:20A2478435

ESIPT分子に対する増強固体状態光ルミネセンスおよび蛍光スペクトル挙動:実験的および理論的研究【JST・京大機械翻訳】

Enhanced solid-state photoluminescence and fluorescence spectral behaviors for an ESIPT molecule: An experimental and theoretical investigation
著者 (7件):
資料名:
巻: 318  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0924A  ISSN: 0167-7322  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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励起状態分子内プロトン移動(ESIPT)を有する3-ジメチルアミノ-1-(2-ヒドロキシ-フェニル)-プロペンオン(DHP)分子は,活性有機レーザ色素として良好な候補であった。本研究では,時間依存密度汎関数理論(TD-DFT)法および実験スペクトルにより,光物理特性に対する強化固体光ルミネセンスおよび構造-特性関係を調べた。基底状態S_0の計算したポテンシャルエネルギー面(PES)曲線は,自然分子内水素結合を有する平面DHP-cis-エノール(α異性体)配座異性体が大域的エネルギー最小であることを示した。最低励起状態S_1のPESは,光励起DHP-cis-エノール(α*異性体)とDHP-cis-ケト(β異性体)配座異性体が,溶液中の二重ピーク蛍光発光に対応することを示した。特に,ESIPTに由来するDHPの平面DHP-cis-ケト異性体に加えて,フェニル水酸化物基の無障壁ねじれ過程は,他の安定な励起状態異性体(γ異性体)をもたらし,それは光物理特性に劇的に影響を及ぼした。さらに,ねじれ異性体に対する大きなHuang-Rhys因子を有するフェニル水酸化物基回転の低周波モードは,S_0とS_1エネルギー曲線の注目すべき円錐交差をもたらし,それは溶液中のDHPに対して非放射的に励起状態エネルギーを散逸する。しかし,固体状態では,DHPの蛍光スペクトルは,β異性体が,主にS_1状態で存在し,α*とγ異性体の抑制された集団で放射減衰過程を促進し,これは,増強固体光ルミネセンスの現象を説明できる。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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分子の電子構造  ,  有機化合物・錯体の蛍光・りん光(分子) 

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