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J-GLOBAL ID:202002256652452329   整理番号:20A0123070

超長循環と増強腫瘍光熱療法によるナノ粒子を被覆する生分解性双性イオン高分子膜【JST・京大機械翻訳】

Biodegradable zwitterionic polymer membrane coating endowing nanoparticles with ultra-long circulation and enhanced tumor photothermal therapy
著者 (11件):
資料名:
巻: 231  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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長い血液循環は,腫瘍治療のための高度なドラッグデリバリーシステムの基本的要件であり,腫瘍治療効率の強化と副作用の減少をもたらす。しかしながら,in vivoにおける現在のナノ粒子の薬物動力学はまだ不十分であり,ナノ粒子を臨床応用に変換するための成功を制限している。天然細胞膜被覆戦略に触発されて,一連の双性イオン性高分子膜を最初に開発し,本研究において異なる種類のナノ粒子上に被覆した。興味深いことに,双性イオン性高分子膜は,より強い蛋白質吸着抵抗を示し,対応する双性イオン性高分子ブラシまたは赤血球(RBC)膜と比較してマクロファージ取り込みを減少させ,それはより長い血液循環時間とより高い被覆ナノ粒子の腫瘍蓄積をもたらす。モデルナノ粒子,Fe_3O_4,双性イオン性高分子膜被覆Fe_3O_4の光熱効果と組み合わせて,対応する双性イオン性高分子ブラシまたはRBC膜被覆Fe_3O_4と比較して,A549腫瘍に対する増強光熱療法(PTT)効果を示した。特に,カルボキシベタインに基づく生体模倣膜によって被覆されたFe_3O_4は,ホスホリルコリン系またはスルホベタイン系生体模倣膜によって被覆されたものと比較して,超長い血液循環(t_1/2=96.0h)と最も強いPTT効率を示す。さらに,双性イオン性生体模倣膜は,低分子量(<2000g mol-1)の生成物による急速なグルタチオン誘発分解を示した。したがって,生分解性双性イオン生体模倣膜被覆は,長循環生物医学ナノ粒子の設計と応用のための普遍的なプラットフォームを提供し,腫瘍治療における生物医学的ナノ粒子の臨床応用の道を開く可能性がある。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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医用素材 

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