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J-GLOBAL ID:202002256792077186   整理番号:20A0969359

糞粒排出の検査により松の盆栽のゴマダラカミキリAnoplophora malasiaca(甲虫目,カミキリムシ科)の寄生リスクを無視できるレベルまで下げることができる

Inspection of frass ejection could decrease the risk of white-spotted longicorn beetle Anoplophora malasiaca (Coleoptera: Cerambycidae) infestation of Japanese pine bonsais to negligible levels
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資料名:
巻: 55  号:ページ: 205-212  発行年: 2020年05月 
JST資料番号: F0555A  ISSN: 0003-6862  CODEN: APEZAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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2種の日本松の盆栽(クロマツとヒメコマツ)のAnoplophora malasiaca(Thomson)の感染リスクを評価するために,メスのA.malasiacaの松の盆栽とマンダリンオレンジに対する摂食と産卵の嗜好性について調べた。メスを1つの松の盆栽と1つのマンダリンオレンジのペアと一緒にネットケージに放った。嗜好試験で用いたすべてのマンダリンオレンジがメスからの摂食および深い咬み傷で損傷し,4か月の観察内でいくつかのマンダリンオレンジの樹幹から幼虫の糞粒の排出が認められた。しかしこれらの瘢痕は一部の松の盆栽のみにおいて認められ,糞粒の放出いかなる松の盆栽においても認められなかった。A. malasiacaの幼虫はこれら松の盆栽では検出されなかった。したがって樹幹からの糞粒の排出は幼虫の存在の指標となりえる。盆栽育成室での野外調査では,A.malasiacaの成虫は松の盆栽では認められず,松の盆栽は糞粒の排出を示さなかった。これらの結果の統計解析により,松の盆栽におけるA.malasiaca寄生のリスクは,糞粒排出の樹幹が無いことを確認すれば無視できるレベルとして除外できることが示唆された。Copyright The Japanese Society of Applied Entomology and Zoology 2020 Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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異種生物間相互作用 

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