文献
J-GLOBAL ID:202002256845614913   整理番号:20A0917074

高光下の大型藻類Ulva proliferaにおける非定型非光化学的消光に寄与する低いゼアキサンチン蓄積とCP26の増強【JST・京大機械翻訳】

Slow zeaxanthin accumulation and the enhancement of CP26 collectively contribute to an atypical non-photochemical quenching in macroalga Ulva prolifera under high light
著者 (7件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 393-403  発行年: 2020年 
JST資料番号: W1634A  ISSN: 0022-3646  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
非光化学的消光(NPQ)は植物における重要な光保護機構であり,過剰エネルギーを消費し,さらに高い光ストレス下で光合成装置を保護する。NPQは,QE,qZ,qIの多くの成分に分割できる。一般的に,NPQは2つの独立した機構により触媒され,単量体集光複合体(LHCII)蛋白質により触媒される絶食活性化消光とLHCII三量体により触媒される緩慢活性化消光,ゼアキサンチンに依存する両過程,異なる程度に触媒される。ここで著者らは,潮間帯の緑色大型藻類(Ulva prolifera)のNPQを研究し,U.proliferaのNPQが絶食活性化消光を欠いており,ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCCD)よりジチオトレイトール(DTT)に対して非常に高い感受性を示すことを見出した。さらなる結果は,U.proliferaにおける単量体LHC蛋白質がCP29およびCP26のみを含むが,Arabidopsis thalianaおよびコケPhyscomitrella patensと異なりCP24を欠いていることを示唆した。さらに,CP26の発現レベルは,高い光への曝露後に有意に増加したが,2つの重要な光保護蛋白質(PsbSおよび集光複合体ストレス関連[LhcSR])の濃度は,同じ条件で変化しなかった。キサントフィルサイクル色素の分析は,高い光への曝露により,U.proliferaにおけるゼアキサンチン合成がP.patensにおけるそれよりも徐々に遅く,DTTにより効果的に阻害されることを示した。これらの結果に基づいて,CP26の増強と遅いゼアキサンチン蓄積が非定型的NPQを提供し,この緑色大型藻類を潮間帯環境に良く適応させることを推測した。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物生理学一般 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る