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J-GLOBAL ID:202002256908342721   整理番号:20A1192619

鉱山遺跡の観光資源としての活用に関する現状と課題

Current Status and Issues of Utilization of Mine Sites as Tourism Resources
著者 (2件):
資料名:
巻: 83  号:ページ: 569-574  発行年: 2020年03月31日 
JST資料番号: F0408A  ISSN: 1340-8984  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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近年,産業遺跡への関心が国内でも国際的にも高まりつつある。日本には多くの鉱山遺跡があり,それらのいくつかが観光資源として活用されている。しかしながら,一見するだけでは,鉱山遺跡の価値を理解することは困難である。したがって,鉱山遺跡を観光と地域活性化のために活用するには,活用方法を調査することが必要である。本研究の目的は次のとおりである。1)日本の鉱山遺跡の特徴を同定する。2)鉱山遺跡の問題と現状を同定する。3)観光地として鉱山遺跡の魅力を高める効果的な方法を考える。要約すると,本研究は以下のことを見出した。1)各鉱山遺跡は,規模や残存する機能に関して多様な特性を持つが,日本の全ての鉱山遺跡に共通する特徴は,生活エリアを取り巻く様々な機能にある。2)現状では,各々の鉱山遺跡では設備が不十分なため残留採掘物を移動することができず,鉱山遺跡の現実の姿を理解することが困難である。3)鉱山遺跡の全体像を理解することを容易にする最も重要な事項は,各鉱山遺跡の特性に沿って有効な方法を組み合わせて検討し実行することである。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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観光,レクリエーション  ,  鉱山・鉱業一般 
引用文献 (21件):
  • 1) 秋田県本部小坂町職員労働組合(1999):鉱山文化を生かした街の再生--近 代化遺産の活用事例から 特集 自治体による企業の実践と支援:月刊自治41(477),57-61
  • 2) 川崎茂(1994):鉱山跡地の風景論:金沢大学文学部論集史学科篇13/14 号,p1-48
  • 3) 川崎茂(1996):続鉱山跡地の風景論:金沢大学文学部論集史学科篇16 号,1-43
  • 4) 平井健文(2017):日本における産業遺産の観光資源化プロセス-炭鉱・鉱山の遺構に見出される価値の変容に着目して:観光学評論5(1),3-19
  • 5) 波多野想・田原淳史(2018):鉱山遺跡を対象とした保存・活用の特徴と傾向:遺跡学研究 日本遺跡学会誌(15),123-128
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