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J-GLOBAL ID:202002256918355903   整理番号:20A2212701

余剰汚泥の低温水熱処理条件下における炭素および窒素の挙動

Behavior of Carbon and Nitrogen in Hydrothermal Treatment of Excess Sludge
著者 (7件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 108-115(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: S0110B  ISSN: 0386-216X  CODEN: KKRBAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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余剰汚泥の水熱処理を行い,水熱処理が汚泥中の炭素および窒素性状に与える影響について評価を行った.実験では373-473 Kで水熱処理した汚泥スラリーの固液分離を行い,処理温度に対する液体および固体中の炭素および窒素成分の挙動を明らかにした.処理温度により汚泥中の炭素および窒素成分の分解および分解物の可溶化挙動は大きく異なっており,炭素成分は393 Kの低温条件でも水溶液中に可溶化するのに対して,窒素成分は433 K以上で可溶化する.水熱処理後の炭素成分の可溶化割合は少ないのに対して,汚泥中の窒素成分については分解物のほとんどが水溶液中に可溶化していた.未処理汚泥中の可溶化窒素成分の約65%がアンモニウム態窒素であったが,433 K以上の水熱処理において可溶化成分中のアンモニウム態窒素の割合は大きく減少し,473 Kの処理温度ではアンモニウム化合物の生成によりアンモニウム態窒素の割合は35%まで低下することがわかった.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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スラッジ処理・処分  ,  下水,廃水の生物学的処理 
引用文献 (22件):
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