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J-GLOBAL ID：202002256932295399   整理番号：20A0183159

人間科学 先取喚呼を利用した速度超過防止法

A Method for Preventing Train’s Excessive Speed Using Prospective Calling

著者 (3件)： 佐藤文紀 (鉄道総合技術研) ,  小野間統子 (鉄道総合技術研) ,  増田貴之 (鉄道総合技術研)
資料名： 鉄道総研報告  (鉄道総合技術論文誌)
巻： 34  号： 1  ページ： 15-20  発行年： 2020年01月01日 
JST資料番号： X0700A  ISSN： 0914-2290  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文は,列車の運転者が速度制限を超えることを防止する方法として先取喚呼を提案した。この先取喚呼は,イメージング型喚呼(IC)または反復型喚呼(RC)から成る。ICは,運転者が速度制限して電車を運転している様子を画像に示す行動を意味する。RCには,運転中に何かを話しながら,電車を動かす運転者が組み込まれる。展望的記憶の想起を改善するためのこれら2つの先取喚呼の効果を実験的に確認した。さらに,列車の過剰速度を防止するための先取喚呼の効果が列車運転シミュレータを用いて,列車運転者向け実験によって確認された。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *列車運転 ,  電車 ,  運転者 ,  *走行速度 ,  *速度制限 ,  *安全対策 ,  事故防止 ,  訓練用シミュレータ ,  想起 ,  ヒューマンファクタ ,  人間工学
準シソーラス用語： 安全確認 ,  運転シミュレータ ,  記憶想起 ,  事故防止対策 ,  人間科学 ,  *先取喚呼 ,  *速度超過

分類 (1件)： 輸送と業務  (TC01030N)

引用文献 (4件)：

• RSSB, ′′Risk Triggered Commentary Driving,′′ Fact sheet, 2008.
• Einstein G.O., McDaniel M.A., Williford C.L., Pagan J.L., and Dismukes R.K. ′′Forgetting of intentions in demanding situations is rapid,′′ Journal of Experimental Psychology: Ap-plied, Vol.9, pp.147-162, 2003.
• Ayanori S., and Nicholas B., ′′Investigating an effective method of using Risk Triggered Commentary Driving and Point and Call Checks,′′ Fifth international Rail Human Fac-tors Conference. Book of proceedings pp.466-476. 2015.
• 佐藤文紀:イギリスの鉄道事情と英国鉄道安全標準化機構(RSSB)との共同研究,RRR, Vol.73,No.5, pp.24-27,2016

タイトルに関連する用語 (1件)： 人間科学