文献

J-GLOBAL ID：202002256956074770   整理番号：20A0632212

量子スピン鎖からカイラルスピン液体へ【JST・京大機械翻訳】

From Quantum Spin Chains to Chiral Spin Liquids

著者 (1件)： Pereira Rodrigo G. (International Institute of Physics and Departamento de Fisica Teorica e Experimental, Universidade Federal do Rio Grande do Norte, Natal, RN, Brazil)
資料名： Springer Proceedings in Physics  (Springer Proceedings in Physics)
巻： 239  ページ： 309-323  発行年： 2020年 
JST資料番号： W5066A  ISSN： 0930-8989  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： キラルスピン液体は,相互作用するスピンが時間反転と反射対称性を破る物質の非常にもつれた相であるが,ゼロ温度でも磁気秩序を発達させない。量子スピン液体を記述するための従来の解析手法はスピン演算子に対するパートン表現を用いるが,結果としてのゲージ理論は平均場近似を超えて扱うことが困難である。本章では,弱結合Heisenbergスピン鎖に対する共形場理論から出発する代替アプローチをレビューした。このような結合鎖構築の2つの例を示した。最初の一つはKalmeyer-Laughlinキラルスピン液体で,均一なスピンキラリティーを有利にする三スピン相互作用と平行スピン鎖を結合させることにより得られるギャップのあるトポロジー相である。第二の例は,ジグザグなキラリティパターンをもつ交差鎖の幾何学上のギャップレスなキラルスピン液体である。くりこみ群解析を用いて,これらの非自明な位相を安定化するために必要な条件を同定し,低エネルギー固定点におけるそれらの特性を明示的に計算する方法を検討した。Copyright Springer Nature Switzerland AG 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *共形場の理論 ,  弱結合 ,  幾何学 ,  磁気秩序 ,  平均場近似 ,  折れ線 ,  相互作用 ,  トポロジカル相 ,  くりこみ群 ,  ゲージ理論 ,  スピン-スピン相互作用 ,  対称性 ,  位相
準シソーラス用語： *スピン鎖 ,  *スピン液体 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 磁性理論  (BM06020X)

タイトルに関連する用語 (3件)： 量子スピン鎖 ,  カイラル ,  スピン液体