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J-GLOBAL ID：202002256957178237   整理番号：20A0869166

2,2,2-トリフルオロエチルアクリレートとOHラジカルおよびCl原子との気相対流圏光酸化反応の速度論的および機構的研究【JST・京大機械翻訳】

Kinetic and Mechanistic Investigation for the Gas-Phase Tropospheric Photo-oxidation Reactions of 2,2,2-Trifluoroethyl Acrylate with OH Radicals and Cl Atoms

著者 (2件)： Kumar Avinash (Department of Chemistry, Indian Institute of Technology Madras, India) ,  Rajakumar Balla (Department of Chemistry, Indian Institute of Technology Madras, India)
資料名： Journal of Physical Chemistry A  (Journal of Physical Chemistry A)
巻： 124  号： 12  ページ： 2335-2351  発行年： 2020年 
JST資料番号： C0334B  ISSN： 1089-5639  CODEN： JPCAFH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： OHラジカルおよびCl原子によって開始された2,2,2-トリフルオロエチルアクリラート(TFEA)(CH_2CHC-(O)-OCH_2CF_3)の光酸化を,実験および計算法の両方を用いて対流圏条件で研究した。相対速度法を用いて268~363Kの温度範囲で速度論的測定を行った。OHラジカルとTFEAとの反応速度係数をジエチルエーテル,エチレン,アセトアルデヒドに対して測定した。Cl原子とTFEAとの反応速度係数をプロピレンとエチレンに対して測定した。298KにおけるTFEAとOHラジカルおよびCl原子との反応速度係数を実験的に測定し,それぞれk_R1~exp-298K=(1.41±0.31)×10~-11cm~3分子~-1s-1およびk_R2~-298K=(2.37±0.50)×10~-10cm~-1s-1であった。TFEAによるOHラジカルとCl原子の反応に対する推定された温度依存Arrhenius式は,k_R1~exp-(268-363K)=(9.82±1.37)×10~-12expである。[(812±152)/T]cm~3分子~-1s~-1とk_R2~exp-(268~363K)=(1.25±0.17)×10~11expであった。[(862±85)/T]cm~3分子~-1s-1。著者らの実験結果を補完するために,200~400Kの温度範囲にわたる小曲率トンネリング(SCT)を伴う正準変分遷移状態理論(CVT)と組み合わせて,CCSD-(T)/cc-pVZ/M062X/6-31+G-(d,p)およびCCSD-(T)/cc-(d,p)レベルの理論をそれぞれ計算した。さらに,OHラジカルおよびCl原子によって開始された分解機構を,ガスクロマトグラフィー-質量分析(GC-MS)およびガスクロマトグラフィー-赤外分光法(GC-IR)における生成物の定性分析に基づく標記反応に対して提案した。標記反応に対する大気の意味,熱化学,分岐比を詳細に議論した。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： トンネル効果 ,  反応速度 ,  分岐比 ,  変分法 ,  ガスクロマトグラフィー ,  温度依存性 ,  *対流圏 ,  Arrheniusの式 ,  *ヒドロキシルラジカル ,  *気相 ,  遷移状態理論 ,  エーテル ,  脂肪族化合物 ,  アルケン ,  脂肪族アルデヒド

分類 (2件)： 原子とラジカルの反応  (CB06030C) ,  光化学反応,ラジカル反応  (CF02090A)

物質索引 (4件)： ジエチルエーテル ,  エチレン ,  アセトアルデヒド ,  プロピレン

タイトルに関連する用語 (7件)： OHラジカル ,  Cl原子 ,  気相 ,  対流圏 ,  光酸化反応 ,  速度論 ,  研究