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J-GLOBAL ID:202002257039082951   整理番号:20A0756762

青少年の情報行動リスクの現状と法規制について

Risks and Laws of information behavior of Youth
著者 (1件):
資料名:
巻:号:ページ: 31-37  発行年: 2017年06月30日 
JST資料番号: F2375A  ISSN: 2433-0205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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インターネット上では,様々な情報が提供され,同時に,社会的に好ましくない情報も数多く存在している.社会的に好ましくないとされる情報であっても,成人であれば,その情報を制限しないでその価値を自らで判断すべきである.それが“表現の自由(知る権利)”から導き出される考え方である.しかし,成長途中にある青少年にとっては,これらの有害情報との接触によって思わぬトラブルに巻き込まれるリスク(コンテント・リスク)もあり,注意が必要である.また,出会い系サイトやSNSを利用することで生じるリスクや,学校裏サイトでのネットいじめなどにより生じるリスク(コンタクト・リスク)が,最近では特に社会で問題となっている.加えて,インターネット上でのプライバシー保護や情報セキュリティのリスクもあり,青少年を成人よりも保護する対策が必要である.これらの情報行動に関わるリスクから青少年をいかに保護していくかということは社会的にとって重要な課題である.本稿では,これら青少年の情報行動に関するリスクの現状と,青少年保護に関する法制度の有効性と問題点を検討していく.(著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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人間機械系 
引用文献 (11件):
  • 経済協力開発機構(OECD)『サイバーリスクから子どもを守る-エビデンスに基づく青少年保護政策』,明石書店,2016
  • 曽我部真裕,林秀弥,栗田昌裕『情報法概説』,弘文堂,2015
  • 松井茂記『インターネットの憲法学(新版)』,岩波書店,2014
  • 鈴木秀美「メディア融合時代の青少年保護」慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所紀要61号,2011
  • 島戸純「『児童買春,児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律の一部を改正する法律』について」,警察学論集57 巻8 号,2004
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