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J-GLOBAL ID：202002257046113538   整理番号：20A2523515

混和材を用いた高耐久なコンクリートの塩化物イオン浸透抵抗性評価

著者 (4件)： 櫻庭浩樹 (土木研) ,  小田部貴憲 (土木研) ,  鈴木雅博 (プレストレスト・コンクリート建設業協) ,  古賀裕久 (土木研)
資料名： プレストレストコンクリートの発展に関するシンポジウム論文集  (Proceedings of the Symposium on Developments in Prestressed Concrete)
巻： 29th  ページ： 409-414  発行年： 2020年10月22日 
JST資料番号： G0044C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・混和材を用いた塩化物イオン浸透抵抗性の高いコンクリートなど,塩化物イオンの経時的な浸透が停滞するようなコンクリートを迅速に評価する指標を検討。
・養生条件と結合材が異なる供試体を製作して,非定常/電気泳動試験,電気抵抗率試験を行い,浸漬試験による見掛の拡散係数の結果と対比。
・塩化物イオン拡散係数または電気抵抗率を指標として,浸漬試験における塩化物イオン浸透挙動と,定常電気泳動試験または電気抵抗率試験の結果を関連付けて整理。
・混和材を用いた供試体では,浸漬365日以降に,塩化物イオンの浸透が停滞する場合があることを確認。

シソーラス用語： アニオン ,  *塩化物 ,  電気泳動 ,  浸漬試験 ,  電気抵抗率 ,  拡散係数 ,  *耐塩性 ,  塩害 ,  *コンクリート構造 ,  コンクリート混和材 ,  結合材料 ,  浸透 ,  性能評価
準シソーラス用語： 塩化物イオン ,  塩分浸透 ,  見掛の拡散係数

分類 (1件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H)

引用文献 (6件)：

• プレストレストコンクリート工学会 : コンクリートの耐久性実証へのチャレンジ, 第46回PC技術講習会, pp.1-22, 2018
• 中村英佑, 水戸健介, 古賀裕久 : 高炉スラグやフライアッシュを用いたコンクリートの遮塩性能の・迅速評価手法, コンクリート工学年次論文集, Vol.40, No.2, pp.219-224, 2018
• 皆川浩, 久田真, 榎原彩野, 齊藤佑貴, 市川 聖芳, 井上浩男 : コンクリートの電気抵抗率と塩化物イオンの見掛けの拡散係数との関係に関する基礎的研究, 土木学会論文集 E, Vol.66, No.1, pp.119-131, 2010
• AASHTO Designation: T 358-17: Standard Method of Test for Surface Resistivity Indication of Concrete's Ability to Resist Chloride Ion Penetration, American Association of State Highway and Transportation Officials, 2017
• 日本コンクリート工学会 : 電気化学的手法を活用した実効的維持管理手法の確立に関する研究委員会報告書, pp.3-22, JCI-C96, 2018.9

タイトルに関連する用語 (7件)： 混和材 ,  高耐久 ,  コンクリート ,  塩化物イオン ,  浸透 ,  抵抗性 ,  評価