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J-GLOBAL ID:202002257070239232   整理番号:20A0946587

ビワ果実の成熟日予測モデルの開発

Development of a model to predict the date of loquat fruit ripening
著者 (9件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 41-48  発行年: 2020年04月10日 
JST資料番号: L4412B  ISSN: 1346-5368  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ビワ3品種(「茂木」,「BN21号」および長崎24号)の樹体を温度処理することで温度と果実の発育速度との関係を明らかにすると共に,温度処理実験データとビワ産地4県(千葉県,香川県,長崎県,鹿児島県)の露地において過去12年間にかけて蓄積されてきた発育データを用いて,開花後の気温の経過から果実の成熟日を予測するモデルを開発した。各品種ともに高温ほどDVRが大きくなる傾向が認められ,果実の発育に対する温度反応性は各発育ステージにおいてほぼ同一であることが考えられた。ビワ果実の成熟に温度が影響し始める時期は開花日直後ではなく,開花から20日~25日程度経過した時期以降であることが示唆された。モデルの予測誤差は,開花終日(満開日からおよそ22日~27日後にあたる)の翌日から成熟日までの期間の気温を用いた場合に最も小さくなった。このときの予測誤差は4県の平均値で「茂木」で3.9日,「BN21号」で4.2日,長崎24号で2.9日となり,開花時期の早晩や成熟日数の長短などが異なる各県の露地ビワの成熟日を高精度に予測できた。生産地においてより高精度な予測を行うためには,モデルの入力値である気温として試験地近傍における気温の実測値を用いると共に,成熟を迎える果実の開花時期をより正確に把握することが重要であると考えられた。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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果樹  ,  植物に対する影響 
タイトルに関連する用語 (4件):
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