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J-GLOBAL ID:202002257114772821   整理番号:20A0806740

運動はHDAC4を阻害しGLUT1発現を上方制御することにより実験的心筋梗塞マウスにおける心機能とグルコース代謝を改善する【JST・京大機械翻訳】

Exercise improves cardiac function and glucose metabolism in mice with experimental myocardial infarction through inhibiting HDAC4 and upregulating GLUT1 expression
著者 (43件):
資料名:
巻: 115  号:ページ: 28  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0096A  ISSN: 0300-8428  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,虚血誘発心不全(HF)マウスにおける心臓機能,代謝プロファイルおよび関連する分子機構に及ぼす運動の影響を決定することを目的とした。HFは,C57BL6/Nマウスで心筋梗塞(MI)により誘導された。運動後のHFマウスにおいて,心機能と身体的耐久性は改善された。マイクロPET/CTスキャンは,運動後のHFマウスにおけるin vivoでの心筋グルコース取り込みの増強を明らかにした。運動は,HFマウスにおけるミトコンドリア構造損傷を減少させた。HF+運動マウスから分離した心筋細胞は解糖能,呼吸機能およびATP産生の増加を示した。グルコース輸送体1(GLUT1)のmRNAと蛋白質発現の両方が運動後にアップレギュレートされた。ChIP-PCRの結果は,HF+運動マウスの心臓における転写因子筋細胞エンハンサー因子2a(MEF2a)とGLUT1の間の新しい相互作用を明らかにした。また,運動は,心筋AMP活性化蛋白質キナーゼ(AMPK)を活性化し,それは,次に,ヒストンデアセチラーゼ4(HDAC4)をリン酸化し,それにより,HFマウスにおけるMEF2aの阻害を減少させることにより,GLUT1発現を調節した。HDAC4の阻害はHFマウスの心機能も改善した。さらに,GLUT1のノックダウンは,分離した心筋細胞の収縮期および拡張期の機能を障害した。結論として,運動は,HDAC4の阻害およびGLUT1発現のアップレギュレーションを介し,HFマウスにおける心機能およびグルコース代謝を改善する。Copyright Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
循環系の基礎医学 

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