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J-GLOBAL ID：202002257134969617   整理番号：20A1169943

大学生の食行動に影響を及ぼす意識構造

Awareness Structure of University Students Affecting Eating Behavior

著者 (2件)： 久保加織 (滋賀大) ,  松本和也 (滋賀大)
資料名： 日本食育学会誌  (Journal of Japanese Society of Shokuiku)
巻： 14  号： 2  ページ： 115-122  発行年： 2020年04月25日 
JST資料番号： L7420A  ISSN： 1882-4773  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大学生を対象とした効果的な食育プログラムについて具体的に検討するためにアンケート調査を実施し,学生の食行動と食意識に影響を及ぼす因子を検討した。安全・安心,栄養摂取,食の楽しみ,食生活に対する価値観の4つの要因が抽出された。また,健全な食生活につながる学生の意識構造についても検討した。食生活に対する価値観,栄養摂取,安全・安心の3つの因子が食行動に影響を及ぼすことが明らかになった。特に,食生活に対する価値観が最も食行動に影響を与えることが明らかになった。大学生を対象とした効果的な食育では,栄養や食品・調理に関する基礎知識を学ぶ機会を提供し,自立した生活への意識を高めることが必要である。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *大学生 ,  *食行動 ,  カリキュラム ,  *アンケート ,  意識 ,  栄養管理 ,  食習慣 ,  安全性 ,  娯楽 ,  価値観 ,  *食育プログラム ,  栄養摂取量 ,  *動物行動
準シソーラス用語： 安心 ,  *意識構造 ,  栄養摂取 ,  *食意識

分類 (1件)： 食品一般  (FJ01010Y)

引用文献 (22件)：

• 1) 農林水産政策研究所:人口減少局面における食料消費の将来設計(平成26年6月) http://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/kikaku/bukai/H26/pdf/140627_03_01kai.pdf(2019年3月29日アクセス)
• 2) 薬師寺哲郎:少子・高齢化の進展と我が国の食料消費構造の展望、農業水産政策研究、18巻、1-40頁(2010)
• 3) 農林水産省:食育に関する意識調査報告書(2018) http://www.maff.go.jp/j/syokuiku/ishiki/h30/pdf_index.html (2019年3月29日アクセス)
• 4) 益山光一、堀口逸子、赤松利恵、丸井英二:消費者に求める食の安全に関する知識-日本における食品リスク評価者を対象とした質的調査-、日本食品化学学会誌、19巻、1号、44-48頁(2012)
• 5) 田中惠子、坂本裕子、森美奈子、中島千惠:幼児を持つ母親の食のリスクの考え方、知識、意識および行動、日本公衆衛生雑誌、64巻、9号、567-576頁(2017)

タイトルに関連する用語 (3件)： 大学生 ,  食行動 ,  意識構造