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J-GLOBAL ID:202002257256585506   整理番号:20A0289871

肺動脈平滑筋細胞の移動を促進する肺動脈高血圧症を伴う全身性エリテマトーデス患者からの抗エノラーゼ1抗体【JST・京大機械翻訳】

Anti-enolase1antibodies from a patient with systemic lupus erythematosus accompanied by pulmonary arterial hypertension promote migration of pulmonary artery smooth muscle cells
著者 (4件):
資料名:
巻: 218  ページ: 22-29  発行年: 2020年 
JST資料番号: E0738B  ISSN: 0165-2478  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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肺動脈高血圧症(PAH)は結合組織疾患における難治性合併症であるが,進行の原因となる病理学的機序は不明瞭なままである。本研究は,患者IgGが肺動脈平滑筋細胞(PASMC)の移動を促進する生物学的活性を有するかどうかを試験することを目的とした。細胞遊走は,層状仮足形成により,Boydenチャンバー法を用いて推定した。自己抗体の特異性を,ウエスタンブロット法,ELISA,および免疫細胞化学によって確立した。標的抗原を質量分析により調べた。PAHを伴う全身性エリテマトーデス(SLE)患者から得られたIgGは,PASMCの層状仮足形成と移動を促進することが見出された。IgGは細胞膜上に発現した約50kDa蛋白質に結合し,細胞質と核において発現した。この分子はエノラーゼ1と同定された。IgG画分からのエノラーゼ1結合抗体の除去またはエノラーゼ阻害剤による細胞の処理は,PASMCの移動を有意に抑制した。SLE患者は,PASMCの移動を刺激するエノラーゼ1に自己抗体を有する可能性があり,PAHの進行において役割を果たしている可能性がある。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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免疫性疾患・アレルギー性疾患一般 

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