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J-GLOBAL ID：202002257262262487   整理番号：20A0181069

老朽化したRC床版の微破壊検査による劣化診断

著者 (5件)： 野口博之 (日本大 生産工) ,  阿部忠 (日本大 大学院生産工学研究科) ,  高野真希子 (中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京) ,  大窪克己 (中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京) ,  佐藤大輝 (日本大 大学院生産工学研究科)
資料名： コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集(CD-ROM)  (Proceedings of the Concrete Structure Scenarios, JSMS (CD-ROM))
巻： 19  ページ： ROMBUNNO.94  発行年： 2019年10月 
JST資料番号： L6941B  ISSN： 2434-7396  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は老朽化により撤去した道路橋RC床版から小口径コア採取の微破壊検査により塩分量調査,コンクリートの強度試験および柱状サンプルによる内部損傷を検証した.その結果,小口径コアによる塩分量分析は,いずれも鉄筋の腐食限界値を超えており,EPMA試験と近似した結果が得られた.また,小口径コア採取の圧縮強度診断法は,柱状サンプル採取法によって診断された空隙部において強度の低下が見られた.以上より,非破壊検査では得ることができない診断が可能となった.よって,老朽化の著しい床版の劣化診断においては微破壊検査が適切であると考える.(著者抄録)

シソーラス用語： *コンクリートスラブ ,  *老朽化 ,  *故障診断 ,  道路橋 ,  鉄筋コンクリート構造 ,  修理 ,  試料採取 ,  小口径 ,  作業標準 ,  アニオン ,  電子プローブX線分析 ,  金属腐食 ,  圧縮強さ ,  内部構造 ,  内部亀裂
準シソーラス用語： 塩化物イオン ,  鉄筋腐食 ,  *劣化診断

分類 (1件)： 橋梁の破壊,保守,その他  (RC06080X)

引用文献 (12件)：

• 国土交通省道路局:道路橋定期点検要領,2019.2
• (公社)土木学会:鋼構造シリーズ 27 道路橋床版の維持管理マニュアル 2016,2016.10
• 日本コンクリート工学会:コンクリート診断技術’14[基礎編],2014.2
• 阿部忠,高野真希子:コンクリート構造部材の深さ方向性状測定方法及び装置,特許第6093951号,2017
• 阿部忠,大窪克己,高野真希子:コンクリート構造部材の柱状サンプル採取方法,特許第6308541号,2018.4

タイトルに関連する用語 (3件)： 老朽化 ,  RC床版 ,  劣化診断