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J-GLOBAL ID:202002257303798535   整理番号:20A0838411

ナマコ(Stichopus japonicus)の自己分解におけるマトリックスメタロプロテイナーゼ(MMP)の作用のin vivo機構【JST・京大機械翻訳】

In vivo mechanism of action of matrix metalloprotease (MMP) in the autolysis of sea cucumber (Stichopus japonicus)
著者 (13件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: e14383  発行年: 2020年 
JST資料番号: H0774A  ISSN: 0145-8892  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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マトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)はナマコの自己分解を促進する重要な内因性プロテアーゼであるが,in vivoでのその作用と機構はまだ不明である。MMP阻害剤(1,10-フェナントロリン)をナマコ(Stichopus japonicus)の体腔空洞に注入し,その自己分解と作用機序に及ぼす影響を走査電子顕微鏡,多機能in vivoイメージングシステム,共焦点レーザ走査顕微鏡を用いて初めて調べた。外部刺激に応答して,生きているナマコ真皮におけるCa2+のレベルは増加し,それはMMP活性を活性化する可能性がある。MMP阻害剤は体腔空洞から体壁に拡散し,Ca2+をキレート化することによりMMPの活性化を有意に防止し,隣接コラーゲン線維間の線維間プロテオグリカン架橋の分解を防ぐことにより新鮮ナマコの自己分解を遅延させた。本研究はナマコ自己分解の背後にある機構を理解するための情報を提供し,自己分解を防ぐための潜在的アプローチを実証した。実際の応用:自己分解は外部刺激に応答してナマコで起こる。マトリックスメタロプロテイナーゼ(MMP)はナマコ体壁(SCBW)の自己分解を促進する重要な内因性プロテアーゼであることが見出されている。しかしながら,in vivoでのSCBWの自己分解におけるMMPの役割と関与する機構は不明のままである。本研究において,MMP阻害剤(1,10-フェナントロリン)を生ナマコの体空洞に注入し,SCBWのin situ変化に及ぼすその影響を研究した。著者らの結果は,生きたSCBWにおける内因性MMPの活性が外部刺激に応答して活性化されることを示し,自己分解の原因となる可能性がある。体腔空洞への注射後,MMP阻害剤はSCBWに拡散し,自己溶解ナマコの典型的形態学的および微細構造的変化の進行を有意に減少させた。Ca2+をキレート化することにより,MMP阻害剤はMMPの活性化を防ぐことができ,新鮮ナマコの自己分解を減少させることができた。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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