抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
実験的に用意した2種類の遮熱性舗装とポーラスアスファルト舗装(以下,排水性As)を対象としたVAS(視覚的アナログ尺度)による被験者アンケートを実施し,眩しさに関する評価を行った.その結果,各時点における測定を行ったところ,視感覚の評価においては大部分の項目で有意差が認められたが,MMA遮熱性舗装においてはその評価に有意差は認められず,時間経過による変動は少なかった.身体疲労感および眼精疲労感への影響を与える変数は,各舗装路面で異なり,排水性Asとポリウレア遮熱性舗装では有意な変数が多く見られたが,MMA遮熱性舗装では少なかった.MMA遮熱性舗装の使用時においては,時間経過後の「光視感」「眇目感」「異色感」が大きく眩しさへ影響を及ぼす変数と推定され,これらの変数の操作が可能となれば眩しさを適切にコントロールできると思われ,心理性能についての改善の余地も示唆された.(著者抄録)