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J-GLOBAL ID:202002257480596375   整理番号:20A0082885

RGF1はROSシグナル伝達を介して根の分裂組織のサイズを制御する

RGF1 controls root meristem size through ROS signaling
著者 (6件):
資料名:
巻: 577  号: 7788  ページ: 85-88  発行年: 2020年01月02日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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植物の根の分裂組織の幹細胞ニッチやサイズは,細胞間相互作用やペプチドホルモンであるRGF1(root meristem growth factor1)が関与するシグナル伝達ネットワークによって維持されている。RGF1が根の分裂組織の成長を調節する仕組みを理解することは,幹細胞機能を理解する上で不可欠である。RGF1受容体は5つ特定されているが,その下流のシグナル伝達機構は分かっていない。今回我々は,RGF1活性に続いて起こる一連のシグナル伝達事象について報告する。RGF1受容体経路は,シロイヌナズナ(Arabidopsis)の根の成長帯に沿った活性酸素種(ROS)の分布を制御することが分かった。我々は,これまで特徴が明らかになっていなかった転写因子RITF1(RGF1-INDUCIBLE TRANSCRIPTION FACTOR1)が,RGF1シグナル伝達の仲介に中心的な役割を担っていることを突き止めた。RITF1の発現を操作すると,根の成長帯に沿ったROSの再分布につながった。ROS分布の変化は次いで,根の幹細胞のマスター調節因子であるPLETHORA2タンパク質の安定性を高めた。従って我々の結果は,RGF1によって開始されるシグナル伝達カスケードを明確に表しており,これによりこのペプチドがROS調節機構に結び付けられた。Copyright Nature Japan KK 2020
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分類 (3件):
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発生,成長,分化  ,  分子構造  ,  細胞生理一般 
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