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J-GLOBAL ID:202002257500080436   整理番号:20A1237735

土地利用規定地区におけるヴィラの敷地区分と建築規模 フィレンツェのコッリ大通り建設と周辺住居地区形成に関する研究(その2)

VILLA SITE CLASSIFICATION AND BUILDING SIZE IN LAND-USE ZONING The Research on the formation of the residence area along the Viale dei Colli in Florence (Part 2)
著者 (1件):
資料名:
巻: 85  号: 768  ページ: 463-472(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: Y0894A  ISSN: 1340-4210  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,フィレンツェがまだイタリア王国の首都であった19世紀後半頃に,実施された都市拡大プロジェクトの一部として,丘陵地域にあるコッリ通り住宅地区の開発過程を分析した。前報では,契約段階と建設後のこの地区の建物と庭を支配する規制の詳細を調べた。さらに,これらの規制を作成に導いた,建築家Giuseppe Poggiの意図と方法を確認した。本論文では,Poggiによって考案された図表が,実際に構築されたものと異なる敷地区分と建物位置を示す事情を分析した。特に,それぞれの地区の地域分類と建物サイズを比較し,土地販売の観点及びPoggiが望んだ住宅建設過程,そしてそうならなかった地域を確認した。本論文では,建設前の建物と庭に関する条件が,地域分類と建物サイズを十分に制御するか否かについても議論する。以下の3点を確認した。1.道路計画とブロック配置に関しては,新しく建設された道路の傾斜が最も少ない地域を選んだ。したがって,この計画は丘陵地形を理解し考慮した。さらに,既存の建物を標準とし,ブロック配置は,各敷地が新たに建設された道路と接続するようにした。2.敷地区分と建物位置に関しては,大規模と小規模に関連する分類が指示図に存在する。しかし,大規模なものは複数の敷地の集約によって大きくなったが,小さいものは小さいものと中規模の建物敷地の両方を含んでいた。したがって,敷地サイズには3つのカテゴリーが全体的に現れた。しかし,建築物の位置決めは,一般的には,指示図に置かれた位置に従った。3.面積カテゴリーによる建築物サイズと敷地の分布の精査は,大規模構造が指示図に従うことを明らかにし,一方,小規模と中規模のものは別々に配置され,従わなかった。その代わり,それらは同じサイズと密度の他の建物には近づかないように建てられた。したがって,全体として均一な密度が地域で達成される。そして,この検討によって実際には,指示図で想定された小規模および大規模な住宅の間に質的差異があることを明らかにした。さらに,それぞれの敷地の建物密度は全体としては地域で想定されているよりも実際は高かったが,小規模および中規模の住宅の混合および地域規制の緩和によるすべての地域での対策の等価性,同じサイズの敷地,および住宅は一列に並んでいるわけではなかった。むしろ,それらの間の距離を維持し,視覚面における建物密度の規則化を達成した。(翻訳著者抄録)
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都市計画の調査分析,分析手法 

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