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J-GLOBAL ID:202002257531207714   整理番号:20A0881551

亜鉛含有ナノワイヤで修飾したチタン表面:in vitroでの生体適合性と抗菌性の増強【JST・京大機械翻訳】

A titanium surface modified with zinc-containing nanowires: Enhancing biocompatibility and antibacterial property in vitro
著者 (15件):
資料名:
巻: 515  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0707B  ISSN: 0169-4332  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究は亜鉛含有ナノワイヤで修飾されたチタン表面を生成し,生体適合性と抗菌性の両方におけるその増強を調べることを目的とした。酸エッチングを用いて,マイクロ粗チタン表面を調製した。次に,70°C水浴中のNaOH溶液による処理により,この前処理微細構造化表面上にナノワイヤを合成した。結果として得られたナノワイヤ修飾チタン表面(Ti-NW)を70°C水浴中でZnSO_4溶液による第二処理を行い,ナノワイヤ中に亜鉛(Zn)を析出させた。このアプローチにより,Zn含有ナノワイヤ(Ti-NW-Zn)を有する改質チタン表面が得られた。さらに,対照チタン表面を,歯科インプラントに一般的に使用される大格子と酸エッチング(Ti-SLA)によるサンドブラストによって調製した。その後,これらの表面の特性を,トポグラフィー,粗さ,濡れ性,元素組成,冶金相,およびZnイオン放出を含めて調べた。これらの表面におけるMC3T3-E1細胞の接着,増殖および分化の能力を,黄色ぶどう球菌,Porphyromonas gingivalisおよびActinobacillus actinomycetemcomitansの口腔微生物の文脈におけるそれらの抗菌特性と同様に研究した。改質チタン表面(Ti-NW-Zn)を首尾よく調製し,高い親水性を有するZn含有ナノワイヤネットワークとして現れた。Ti-NW-Zn表面はZnイオンを連続的に放出できた。さらに,in vitro研究の結果は,Ti-NW-Zn表面が細胞接着,増殖,骨形成分化を上方制御することを示した。一方,Ti-NW-Zn表面は,in vitroで満足な抗菌効果を有した。従来のSLAチタン表面と比較して,Zn含有ナノワイヤー改質チタン表面は,経口微生物に対する骨適合性と抗菌活性の両方において有意な改善を示した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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