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J-GLOBAL ID:202002257700674970   整理番号:20A0197440

疎水性H結合ペアリング:膜透過性を改善するための新規アプローチ【JST・京大機械翻訳】

Hydrophobic H-bond pairing: A novel approach to improve membrane permeability
著者 (5件):
資料名:
巻: 573  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: A0285B  ISSN: 0378-5173  CODEN: IJPHD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,膜透過性を改善するために,非イオン界面活性剤によるロイプロリド(LEU)の疎水性水素結合対(HHPs)を開発することであった。Leuは,ショ糖エステル(SEs)スクロースラウリン酸HLB15(SLA-15),スクロースパルミチン酸HLB16(SPA-16),スクロースステアリン酸HLB11(SST-11)およびスクロースステアリン酸HLB15(SST-15)と疎水性水素結合対形成(HHP)を介して脂質化された。水,ゼータ電位,log P_n-オクタノール/水の沈殿効率と種々のpHでの解離挙動に関してHHPsを評価した。SST-11によるLEUのHHPsの細胞毒性ポテンシャルをCaco-2細胞で調べた。その後,ex vivo浸透研究を,新たに切除したSprague-Dawleyラット腸粘膜を通して実施した。1:≧1のSEsに対するLEUのモル比で,50%以上の沈殿効率が達成された。錯体のZetaポテンシャルは,添加した界面活性剤のタイプや量の影響を受けなかった。LEUのlog P_n-オクタノール/水は,SST-11を利用するHHPにより250倍まで増加した。解離研究は,SST-11によるLEUのHHPsが4時間以内に胃腸(GI)pH条件で20%まで解離することを示した。さらに,SST-11によるLEUのHHPsは細胞毒性を示さなかった。ex vivo透過研究は,遊離LEUと比較して,SST-11によるLEUのHHPsの2倍の改善された膜透過を明らかにした。本研究の知見は,HHPが膜透過を改善する有望な戦略と考えられることを示した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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生物薬剤学(基礎) 
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