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J-GLOBAL ID:202002257737388621   整理番号:20A2787371

NTRK-,ALK-,およびROS1-再編成乳頭状甲状腺癌および未分化甲状腺癌の臨床病理学的特徴および免疫組織化学的有用性【JST・京大機械翻訳】

Clinicopathological features and immunohistochemical utility of NTRK-, ALK-, and ROS1-rearranged papillary thyroid carcinomas and anaplastic thyroid carcinomas
著者 (10件):
資料名:
巻: 106  ページ: 82-92  発行年: 2020年 
JST資料番号: E0614C  ISSN: 0046-8177  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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NTRK1/3,ALKおよびROS1転座は,乳頭状甲状腺癌(PTC)のマイナーなサブセットで報告されている。PTCおよび未分化甲状腺癌(ATC)におけるこれら遺伝子再配列の有病率および臨床病理学的特徴および免疫組織化学(IHC)の有用性を明らかにすることを目的とした。パン-Trk,ALKおよびROS1に対するIHCによる307のPTCおよび16のATCsの非放射線曝露症例をスクリーニングし,続いて蛍光in situハイブリダイゼーション(FISH)を行った。PTC群では,pan-Trk,ALKおよびROS1に対するIHCは,それぞれ18例(5.9%),1例(0.3%)および12例(3.9%)で陽性であった。汎Trk IHC陽性症例(n=18)のうち,2例(11.1%;全PTCの0.7%)は,従来のPTC組織学とNTRK1またはNTRK3遺伝子再配列を有した。ALK IHC陽性症例(n=1)は,一貫したALK遺伝子再配列を伴うPTCの濾胞変異体であった。ROS1遺伝子再配列は,FISHによりROS1IHC陽性PTCs(0/12)で検出できなかった。パン-TrkまたはROS1 IHC陽性/FISH陰性症例の大部分(約70%)は,従来のPTC形態によるBRAF遺伝子変異を有した。ATC群では,ALKもROS1IHCも陽性ではなかったが,汎Trk IHCは1例(6.3%)で陽性であり,NTRK1遺伝子再配列がFISHにより確認された。これらの結果は,NTRK,ALKおよびROS1再配列がPTCおよびATCの非放射線曝露日本人患者における稀な分子イベントであることを示唆する。IHCは,これらの異常に対する完全に特異的な代理ではなく,独立の随伴診断としては役立たないが,IHCと分子試験の併用はチロシンキナーゼ阻害剤による有望な治療戦略の決定に役立つ可能性がある。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
内分泌系の腫よう  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 

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