文献

J-GLOBAL ID：202002257942297813   整理番号：20A1192489

対話型遺伝的アルゴリズムによる実在人物のように感じられるペルソナデザイン

Toward the Real Person: The Persona Design Though Interactive Genetic Algorithm

著者 (2件)： 別宮玲 (戸板女子短期大学国際コミュニケーション学科) ,  三井和男 (日本大学生産工学部)
資料名： 知能と情報  (日本知能情報ファジィ学会誌)
巻： 32  号： 1  ページ： 653-662(J-STAGE)  発行年： 2020年02月15日 
JST資料番号： L0501A  ISSN： 1347-7986  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究の最終目的は,ペルソナデザインに必要な蓄積情報や技術の乏しい新規企業や小規模な企業でもペルソナマーケティングを可能とするフレームワークを構築することである.特に本論文では,実在人物のように感じられるペルソナを容易にデザインすることを目標に,対話型遺伝的アルゴリズムによるシステムを開発した.本システムでは,ユーザはシステムによって生成される少数のシナリオを評価するだけで良い.そのため,ペルソナデザインに不慣れなユーザにも抵抗なくペルソナのシナリオ生成が可能となっている.ペルソナの利用者および対象セグメントに属する100名による評価実験の結果,本システムが実在人物のように感じられるペルソナデザインに有効であることがわかった.(著者抄録)

シソーラス用語： *遺伝的アルゴリズム ,  *マーケティング ,  心理学 ,  人格 ,  会話型処理 ,  中小企業 ,  シナリオ ,  セグメンテーション ,  顧客
準シソーラス用語： シナリオ生成 ,  ペルソナ ,  顧客セグメンテーション ,  対話型処理

著者キーワード (6件)： 対話型進化計算 ,  ペルソナデザイン ,  ペルソナマーケティング ,  interactive evolutionary computation ,  persona design ,  persona marketing

分類 (2件)： 人工知能  (JE08000Z) ,  市場調査,広告  (KA06030H)

引用文献 (24件)：

• [1] 別宮玲, 三井和男: “ペルソナマーケティングのための語群生成アルゴリズムの構築,” ビジネス・マネジメント研究(日本ビジネスマネジメント学会誌), Vol.11, pp. 51-66, 2014.
• [2] 別宮玲, 三井和男: “ペルソナデザイン自動化のためのデータ構造,” ビジネス・マネジメント研究(日本ビジネスマネジメント学会誌), Vol.10, pp. 1-20, 2014.
• [3] 別宮玲: “ペルソナデザインにおける価値観抽出アルゴリズム,” 日本ビジネス・マネジメント学会 第12回全国研究発表大会, pp. 1-4, 2015.
• [4] 高井伸二: “実践ペルソナ・マーケティング 製品・サービス開発の新しい常識,” 日本経済新聞出版社, 2014.
• [5] ジョン・S・プルーイット(著), 秋本 芳伸(翻訳): ペルソナ戦略 - マーケティング, 製品開発, デザインを顧客志向にする, ダイヤモンド社, 2007.

タイトルに関連する用語 (4件)： 対話型遺伝的アルゴリズム ,  人物 ,  ペルソナ ,  デザイン