文献

J-GLOBAL ID：202002257976602991   整理番号：20A2439537

種々の温度でのフェロセントポロジーの分子動力学研究【JST・京大機械翻訳】

Molecular dynamics study of ferrocene topology under various temperatures

著者 (2件)： Wang Feng (Department of Chemistry and Biotechnology and Centre for Translational Atomaterials, Faculty of Science, Engineering and Technology, Swinburne University of Technology, Melbourne, Victoria, Australia) ,  Vasilyev Vladislav (National Computational Infrastructure, Australian National University, Canberra, Australian Capital Territory, Australia)
資料名： International Journal of Quantum Chemistry  (International Journal of Quantum Chemistry)
巻： 120  号： 23  ページ： e26398  発行年： 2020年 
JST資料番号： B0853A  ISSN： 0020-7608  CODEN： IJQCB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 気相におけるフェロセン(Fc)立体配座を調べるために,初めての量子力学原子-Centered密度-Matrix伝搬分子動力学(MD)研究を提示した。MDシミュレーションを10psの期間に対していくつかの温度(7,18,80,120,180,293および500K)で行った。非常に低い温度(≦18K)では,フェロセンがecliped様立体配座を好むことが分かった。より高い温度(>18K)では,フェロセンのシクロペンタジエニル環(Cp)は,見かけのフラックス回転を示し,回転角δが0°(ecliped)から18°(千鳥立体配座で36°)の範囲で分布し,シクロペンタジエニル環が500Kで約12°まで傾斜した。7Kでのフェロセンのシミュレートした平均推定(IR)スペクトルは,以前のIR研究と一致して,400から600cm-1の領域におけるエクリプス様Fcの特徴の二重分裂バンドによって明らかに支配的であった。MDシミュレーションから得られたアニメーションは,室温でフェロセン中のFe-C距離が実際に厳密には一致していないが,2:2:1倍であることを示した。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *位相幾何学 ,  赤外スペクトル ,  立体配座 ,  計算機シミュレーション ,  *フェロセン ,  温度依存性 ,  量子論 ,  スペクトル ,  気相 ,  アニメーション ,  回転角 ,  *分子動力学
準シソーラス用語： 分子動力学シミュレーション ,  エクリプス , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： フェロセン立体配座 ,  IRスペクトル ,  分子動力学シミュレーション ,  温度効果

分類 (2件)： 鉄の錯体  (CE01091H) ,  有機鉄化合物  (CF09056D)

タイトルに関連する用語 (2件)： 分子動力学 ,  研究