文献

J-GLOBAL ID：202002258006202766   整理番号：20A0805878

熱帯沿岸観測所上の大気境界層高度の日変化に対する雲の影響【JST・京大機械翻訳】

Effect of Clouds on the Diurnal Evolution of the Atmospheric Boundary-Layer Height Over a Tropical Coastal Station

著者 (4件)： Davis Edwin V. (Space Physics Laboratory, Vikram Sarabhai Space Centre, Thiruvananthapuram, Kerala, India) ,  Davis Edwin V. (Research Fellow in Physics, Faculty of Science, University of Kerala, Thiruvananthapuram, India) ,  Rajeev K. (Space Physics Laboratory, Vikram Sarabhai Space Centre, Thiruvananthapuram, Kerala, India) ,  Mishra Manoj Kumar (Space Physics Laboratory, Vikram Sarabhai Space Centre, Thiruvananthapuram, Kerala, India)
資料名： Boundary-Layer Meteorology  (Boundary-Layer Meteorology)
巻： 175  号： 1  ページ： 135-152  発行年： 2020年 
JST資料番号： D0917A  ISSN： 0006-8314  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水蒸気と汚染物質の鉛直混合と分散において重要な役割を果たす昼間対流大気境界層の成長は雲放射効果によって変調される。この雲効果の評価は,いかなる地理的地域においてもまばらで,熱帯沿岸地域上では存在しない。著者らは,多重年(2010~2016)マイクロ波放射計プロファイラ観測を用いて,陸上および沖合いの流れの間の熱帯沿岸位置Thumba(8.5°N,77°E)上の境界層高さの日変化に及ぼす雲の影響を調べた。曇天期と晴天期の境界層高さは,0800LT(局所時間=UTC+5.1h)から急速に増加し,正午(400~1500m)付近の昼間ピークを達成した。曇天期における季節平均時間境界層高さは,沖合(陸上)流が冬とプレモンスーン期に卓越するとき,>900m(>400m)の晴天期のそれよりも低い。晴天海上流の間の境界層高さの発達速度は,曇天沖(160mh~(-1)),晴天陸上(160~250mh~(-1)),および曇天(>100mh~(-1))と比較して急速(>380mh~(-1))である。短波長雲放射強制と土壌温度が,境界層高さとそれらの相互依存性に及ぼす影響を示した。これらの観測は,沿岸と沖合いの流れの間の昼間境界層の成長に対する雲の対照的で有意な影響と,モデルシミュレーションを評価するための本質的な制約を与える熱帯沿岸域上の境界層高さに対する雲放射強制と地温の結合効果を明らかにした。Copyright Springer Nature B.V. 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 地理学 ,  陸地 ,  *大気境界層 ,  汚染物質 ,  沿岸帯 ,  *熱帯 ,  沿岸地区 ,  日変化 ,  晴天 ,  *境界層 ,  対流 ,  多重化 ,  *沿岸 ,  地温
準シソーラス用語： 曇天 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 境界層高さ ,  雲放射効果 ,  日変化 ,  マイクロ波放射計 ,  時間コヒーレンス試験

分類 (1件)： プラネタリー境界層  (DC05100B)

タイトルに関連する用語 (5件)： 熱帯 ,  大気境界層 ,  高度 ,  日変化 ,  雲