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J-GLOBAL ID:202002258071397416   整理番号:20A1491180

遠隔虚血プレコンディショニングはJAK/STAT経路の非アシル化グレリン誘導活性化を介して心筋虚血-再潅流傷害を減少させる【JST・京大機械翻訳】

Remote ischemic preconditioning reduces myocardial ischemia-reperfusion injury through unacylated ghrelin-induced activation of the JAK/STAT pathway
著者 (6件):
資料名:
巻: 115  号:ページ: 50  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0096A  ISSN: 0300-8428  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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遠隔虚血プレコンディショニング(RIPC)は心筋虚血-再潅流障害に対する心臓保護を提供する。副交感神経性神経支配器官から放出されるRIPCに関与する体液性因子は同定されていない。以前の研究は,胃から放出されるホルモンであるグレリンが心臓保護と関連することを示した。しかし,グレリンがRIPCの機構に関与するかどうかは不明である。本研究は,グレリンがRIPCにおける体液性因子の1つとして機能するかどうかを明らかにすることを目的とした。RIPC群ラットは,左前下行(LAD)冠状動脈結紮の前に,2つの四肢で5分間虚血と再灌流の3サイクルを受けた。未アシル化グレリン(UAG)群ラットに,LAD結紮の30分前に0.5mcg/kgのUAGを静脈内投与した。すべての群におけるUAGの血漿レベルは,RIPC処置とUAG投与の前後に測定した。加えて,JAK2/STAT3経路阻害剤(AG490)を,RIPCとUAG群で注射し,RIPCとUAGの心臓保護の消失を検討した。UAGの血漿レベル,梗塞サイズとSTAT3のリン酸化を,すべての群で比較した。梗塞サイズは,他の群と比較し,RIPCおよびUAG群で有意に低下した。RIPCおよびUAG群におけるUAGの血漿レベルは,それぞれRIPCおよびUAG投与後有意に増加した。RIPCとUAGの心臓保護効果はSTAT3のリン酸化の増加を伴い,AG490により消失した。この研究は,RIPCがJAK/STAT経路のUAG誘導活性化を介し心筋虚血と再潅流傷害を低下することを示す。UAGは,RIPCの心臓保護効果に関与する体液性因子の1つである可能性がある。Copyright Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
循環系の基礎医学 

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