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J-GLOBAL ID:202002258080468733   整理番号:20A0883534

熱エネルギー貯蔵のための溶融塩ナノ流体の粘性と熱容量特性の研究【JST・京大機械翻訳】

Study of viscosity and heat capacity characteristics of molten salt nanofluids for thermal energy storage
著者 (4件):
資料名:
巻: 210  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: D0513C  ISSN: 0927-0248  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,NaNO_3-KNO_3の二成分混合物中に微小濃度(1wt%)で球状SiO_2ナノ粒子を分散させることにより溶融塩ナノ流体を合成した。結果は,熱容量が15%強化され,粘度が41~429%強化されたことを示した。さらに,ナノ流体は顕著な非Newton挙動(ずり減粘)を示した。ナノ流体は,粒子が高濃度で高アスペクト比(例えばナノチューブ,棒状構造)を有するとき,非Newton挙動を示すことが知られている。しかし,球状ナノ粒子のみが極端に低濃度(1wt%)で溶融塩中に分散した。観察された熱容量の増強とずり減粘挙動は樹枝状塩ナノ構造の形成によるものであった。したがって,非常に低い濃度(0.03wt%)で水酸化物を添加し,そのような樹枝状ナノ構造の形成を破壊し,熱容量とずり減粘挙動に及ぼすそれらの影響を確認した。結果は,熱容量強化が15%から3%まで減少したことを示した。さらに,粘度増強は,低せん断速度(10/s)では429%から148%に,高せん断速度(240/s)では41%から10%に減少した。さらに,樹枝状ナノ構造の影響が最小である最大せん断速度(240/s)での10%の強化粘度は,ナノ粒子をドープした単純液体の粘度に対して開発された理論モデルと良く一致した。それは,樹枝状塩ナノ構造が,溶融塩ナノ流体の強化された熱容量とずり減粘挙動の主な原因であることを支持する。電子顕微鏡を用いた材料特性化により,樹枝状塩ナノ構造の存在を確認した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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太陽エネルギー利用機器 

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