抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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日本では漁獲量が第二であるため,定置網漁法は基本的である。そして,この漁法は非常に僅かな油しか消費せず,海洋環境に優しい。しかしながら,長い間これまで定置網漁船の研究はなされてこなかった。これらの背景の下,定置網漁船についての研究を実施している。船殻形態,船殻建造,出港から定置網の間の負荷条件と海の速度の差,等の船舶に関する課題をフィールド調査を通して明らかにしている。船殻形態の改善を19総トン型について試行し,性能を循環水チャネル(cwc)中でのモデル抵抗試験を通して評価している。前部船体についての船殻形態設計は造波抵抗理論の使用により改善され,船尾部分についてのそれはラグランジュ粒子を有するオイラースキームの使用によって増強させている。この定置網漁船は低燃料消費として定義される。しかしながら,船殻抵抗の水準はそれほど良くは無く,船殻形態の改善と速度の低減が省エネルギーとより多くの利益を上げるのに必要である事実が明らかにされている。本研究を通して,cwc実験は,船殻形態を開発するプロジェクトを誘発させるのに非常に有用で,一般商船と漁船を含む特殊小型船舶の間でのcwc実験の観点の差異があるという事実を明らかにしている。(翻訳著者抄録)