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J-GLOBAL ID:202002258106299885   整理番号:20A0668643

胃(ランタン胃症)におけるランタン誘発粘膜変化:動物モデルを用いた比較研究【JST・京大機械翻訳】

Lanthanum-Induced Mucosal Alterations in the Stomach (Lanthanum Gastropathy): a Comparative Study Using an Animal Model
著者 (11件):
資料名:
巻: 185  号:ページ: 36-47  発行年: 2018年 
JST資料番号: W4100A  ISSN: 1559-0720  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ランタン(La)炭酸塩(LC)は,透析を受けている末期腎疾患患者における血清リン酸塩レベルの上昇を防止する最も強力なリン酸塩バインダーの1つである。LCは食餌性リン酸に強く結合し,胃腸管を通過する不溶性複合体を形成する。LCで治療された患者におけるLa沈着は,胃粘膜で特に観察される最近報告された所見である。ここでは,45人のLC治療患者における詳細な胃粘膜病変を記述し,ラットに経口LC投与を用いた潜在的な基礎となる病理学的機構に取り組んだ。顕微鏡的には,粗か粒状または無定形封入体を含む塊好酸性組織球または小異物肉芽腫の上皮下集合により示されたLa沈着が,研究コホートの45透析患者の44の胃粘膜(97.8%)で見出された。1000mg/日LCのラットを2週間以上経口投与すると,La沈着は胃粘膜で一貫して検出されたが,他の器官では検出されなかった。加えて,ラットモデルにおいて,腺萎縮,間質線維症,粘液頚部細胞の増殖,腸上皮化生,扁平上皮乳頭腫,びらんおよび潰瘍のような様々な組織学的変化が示された。したがって,経口投与されたLCは,局所環境を変化させ,胃粘膜におけるLa沈着をもたらし,それにより異常な細胞増殖または腫瘍性病変を誘導する可能性があるLa胃疾患として指定された粘膜損傷を誘発することができる。Copyright Springer Science+Business Media, LLC, part of Springer Nature 2018 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消化器の疾患  ,  消化器の診断  ,  その他の代謝作用薬の臨床への応用 

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