抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:血圧上昇による異なる性別の心血管標的器官への影響を検討する。【方法】男性被験者合計247例,血圧正常(NBP)群113例,血圧上昇(EBP)群134例,女性被験者239例,NBP群90例,EBP群149例。上腕足首脈波伝播速度(baPWV)、足首上腕指数(ABI)及び頚動脈内-中膜厚さ(IMT)をそれぞれ測定し、並行心エコー検査を行った。結果;EBP群では,左房内径(LAd),左室拡張終期径(LVEDd)は,NBP群よりも有意に高かった(P<0.05)。拡張終期心室中隔厚(IVSd)と左心室後壁厚さ(LVPWd)はNBP群より明らかに厚くなった(P<0.05)。左心室の一回拍出量(SV)、心拍出量(CO)及び左心室心筋質量(LVM)はNBP群より明らかに増加した(P<0.05)。EBP群のLAdはNBP群より有意に高く(P<0.05),SVとCOはNBP群より明らかに増加した(P<0.05)。EBP群の男性LAd、LVEDd、IVSd、LVPWd、LVM及びCOはいずれも女性より明らかに高かった(P<0.05)。NBP群と比べ、EBP群の男性と女性のbaPWVはいずれも明らかに増加した(P<0.05)が、ABIはいずれもNBP群より明らかに低く(P<0.05)、NBP群に比べ、EBP群の男性頸動脈IMTは明らかに厚くなった(P<0.05)。EBP群の男性ABIは女性より低く(P<0.05),男性頚動脈IMTは女性より厚かった(P<0.05)。結論:血圧上昇は男性及び女性の被験者の心臓表現型に対する主な異なる影響:男性血圧上昇の左心室壁は血圧正常より明らかに厚くなり、しかもLAd、LVEDd、LVMはすべて明らかに増大し、女性はLAdだけ増大した。血管表現型の違いは血圧上昇の男性の頸動脈IMTが血圧正常の明らかな肥厚であり、女性に明らかな影響がない。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】