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J-GLOBAL ID:202002258391035559   整理番号:20A1408255

アグアダ・フェニックス遺跡の大公共建築とマヤ文明の起源

Monumental architecture at Aguada Fenix and the rise of Maya civilization
著者 (11件):
資料名:
巻: 582  号: 7813  ページ: 530-533  発行年: 2020年06月25日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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考古学界では従来,マヤ文明は徐々に発展したものと考えられ,土器の使用および定住生活の開始とともに,小規模村落が中期先古典期(紀元前1000~紀元前350年;年代は全て較正年代)に出現したと想定されてきた。しかし近年,初期の祭祀用建造物群が発見されたことで,このモデルに疑問が呈されている。本論文では,これまで知られていなかったアグアダ・フェニックス遺跡(メキシコ・タバスコ州)の,航空ライダー測量および発掘調査の結果を示す。この遺跡は長さ1400m,高さ10~15mの人工の基壇を有し,それを中心に9本の堤道が広がっている。放射性炭素年代のベイズ解析により,この建造物の年代は紀元前1000~紀元前800年と推定された。我々の知る限り,これはマヤ地域でこれまでに発見された中で最古の大公共建造物であり,スペイン人侵入以前の同地域の歴史全体を通して最大のものである。この遺跡には,より古いオルメカ文明のサン・ロレンソ遺跡の祭祀センターと類似する点もあるが,おそらくアグアダ・フェニックスの地域社会には,サン・ロレンソに匹敵するほどの顕著な社会的不平等はなかったと考えられる。アグアダ・フェニックスおよび同時代のその他の祭祀用建造物群は,マヤ文明の初期の発展における共同作業の重要性を示唆している。Copyright Nature Japan KK 2020
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