文献

J-GLOBAL ID：202002258398724337   整理番号：20A2710242

境界層の安定性と遷移に対するアブレーション効果の分離【JST・京大機械翻訳】

Decoupling ablation effects on boundary-layer stability and transition

著者 (2件)： Miro Miro Fernando (Aeronautics and Aerospace Department, Von Karman Institute for Fluid Dynamics, Rhode-Saint-Genese , Belgium) ,  Pinna Fabio (Aeronautics and Aerospace Department, Von Karman Institute for Fluid Dynamics, Rhode-Saint-Genese , Belgium)
資料名： Journal of Fluid Mechanics  (Journal of Fluid Mechanics)
巻： 907  ページ： A14  発行年： 2020年 
JST資料番号： C0290A  ISSN： 0022-1120  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： モデル化方法論を提案し,アブレーション熱保護システムの存在における境界層遷移問題において同時に共存する多数の物理現象を効果的に分離するために適用した。検討は線形安定性理論と半経験的[数式:原文を参照]法に基づいており,内部エネルギーモード励起,アブレーション誘起ガス放出,アブレーションおよび放射誘起表面冷却,空気および炭素種解離反応,異種種の相互拡散,表面化学および放射および摂動ショック相互作用の二次モード波振幅に対する限界寄与を研究した。これらの現象の寄与を,モデリングの複雑さと普遍性における限界増加を伴う様々な流れ仮定,混合物および境界条件の展開によって分離した。内部エネルギーモード励起は,考慮したほとんどの条件に対する摂動振幅に対する主要な寄与因子であり,一方,アブレーション誘起ガス放出または表面-温度分布のアブレーションおよび放射誘起改質は,小さな効果を示した。他の現象は,熱保護系が分解する異なるアブレーション速度により,軌跡点に依存して変化する寄与を有することが分かった。これは,表面を通して注入された炭素種の拡散と空気と炭素種の解離の場合である。温度摂動振幅に対する均一境界条件よりむしろ放射平衡の使用は,全ての軌跡点で第二モード波の予測成長を増加させることが分かった。摂動-衝撃相互作用は,著しく不安定な超音速モードを有するシナリオにおいてのみ不安定性発達を著しく修正する。単一非反応種([数式:原文を参照])に対する全アブレーション副生成物の置換は,流動化学が凍結できる限り,許容できるものであった。不正確な輸送と拡散モデルの使用は,最先端のものではなく,予測に可変効果を持つが,以前の研究で観察されたものより小さい。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 温度分布 ,  *境界層 ,  衝撃 ,  相互拡散 ,  相互作用 ,  乱流 ,  励起 ,  炭素 ,  境界条件 ,  内部エネルギー ,  摂動 ,  *アブレーション ,  界面化学
準シソーラス用語： 拡散モデル ,  超音速 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： 境界層の安定性 ,  圧縮性境界層 ,  乱流への遷移

分類 (2件)： 物体の周りの流れ  (BC02040N) ,  層流,乱流,境界層  (BC02030C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 境界層 ,  安定性 ,  遷移 ,  アブレーション