文献

J-GLOBAL ID：202002258581141897   整理番号：20A2788769

スイスの肉用子牛の鼻咽頭スワブから分離されたウシ呼吸器疾患に関連する日和見病原体の罹患率と抗菌薬耐性【JST・京大機械翻訳】

Prevalence and antimicrobial resistance of opportunistic pathogens associated with bovine respiratory disease isolated from nasopharyngeal swabs of veal calves in Switzerland

著者 (6件)： Schonecker L. (Institute of Veterinary Bacteriology, Vetsuisse Faculty, University of Bern, Laenggassstrasse 122, CH-3012 Bern, Switzerland) ,  Schonecker L. (Clinic for Ruminants, Vetsuisse Faculty, University of Bern, Bremgartenstrasse 109a, CH-3012 Bern, Switzerland) ,  Schnyder P. (Clinic for Ruminants, Vetsuisse Faculty, University of Bern, Bremgartenstrasse 109a, CH-3012 Bern, Switzerland) ,  Schuepbach-Regula G. (Veterinary Public Health Institute, Vetsuisse Faculty, University of Bern, Schwarzenburgstrasse 161, CH-3097 Bern, Switzerland) ,  Meylan M. (Clinic for Ruminants, Vetsuisse Faculty, University of Bern, Bremgartenstrasse 109a, CH-3012 Bern, Switzerland) ,  Overesch G. (Institute of Veterinary Bacteriology, Vetsuisse Faculty, University of Bern, Laenggassstrasse 122, CH-3012 Bern, Switzerland)
資料名： Preventive Veterinary Medicine  (Preventive Veterinary Medicine)
巻： 185  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： D0609B  ISSN： 0167-5877  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 子牛鼻咽頭における細菌叢の構成は,ウシ呼吸器疾患(BRD)のリスクに影響を及ぼす可能性がある。本研究の目的は,まず,ベール子牛の鼻咽頭におけるBRDに関与する細菌の罹患率を調査し,それらの存在に対する関連する危険因子を同定し,次にこれらの細菌における抗菌剤耐性レベルに関するデータを提供することである。深い鼻咽頭スワブを,非ランダムで1年間にわたって12のスイス農場でベール子牛から収集し,PasteurellaceaeとMycoplasma(M.)bovisとdisparの分離のための系統的サンプリングを行った。これらの細菌の発生に伴う潜在的危険因子の関連性を,農民で完成した広範なアンケートから得た情報に基づいて,多変数混合ロジスティック回帰分析で試験した。最小発育阻止濃度(MIC)を得るために,ブロスミクロ希釈法によりPasteurellaceaeの抗菌感受性試験を行った。Pasteurella(P.) multocida,Mannheimia(M.)溶血性,Bisgaard Taxon39およびHistophilus(H.)somniを含むPasteurellaceaeは,M.bovisおよびdisparのほぼ2倍であった。連続飼養は,特に子牛が6以上のサプライヤーに由来するとき,Pasteurellaceaeの存在の危険因子であった。若い子牛(≦91日)では,California Mastitis試験(CMT)陽性乳の給餌は,Pasteurellaceaeの存在に対する付加的リスク因子であったが,農家および家畜貿易者による子牛の輸送(農民だけによる輸送とは対照的に)は,高齢子牛(>91日)のリスクを増加させた。M.bovis/disparの存在の危険因子は,若い子牛の飲用ニップル当たりの子牛数が多く,高齢子牛のCMT陽性乳の外部ペンと給餌にアクセスしなかった。更なる研究は,より詳細に観察された関連を調査する必要があるが,これは,管理がBRDにおける潜在的関与を伴う鼻咽頭細菌の罹患率において重要な役割を果たすことを示唆する。抗菌剤耐性は本研究で試験した3種の細菌種間で異なり,P.multocida,オキシテトラサイクリンおよびペニシリン中のオキシテトラサイクリンおよびスペクチノマイシンに対して最も高く,M.haemolyticaにおけるオキシテトラサイクリンおよびペニシリン,およびH.somniにおけるアンピシリンおよびペニシリンであった。2つのヨーロッパVetCASTブレークポイント(P.multocidaおよびM.haemolyticaにおけるフロルフェニコールに対する)だけが,現在,この分離株集団のMIC分布に整合し,ある一般に適用されるアメリカ臨床および研究所の研究所解釈基準と対比して,よく発表された。これは獣医学における臨床ブレークポイントのさらなる改良の可能性を強調する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 家畜 ,  細菌 ,  Mycoplasma ,  Pasteurella ,  農場 ,  *病原体 ,  ペニシリン類 ,  最小発育阻止濃度 ,  感受性試験 ,  危険因子 ,  エノール ,  芳香族ケトン ,  フェノール類 ,  カルボアミド ,  エノン ,  芳香族縮合化合物 ,  アミノアルコール ,  アミノカルボン酸 ,  ケト酸 ,  第三アミン ,  ヒドロキシ酸 ,  ヒドロキシケトン ,  ポリオール ,  アミノ酸 ,  芳香族化合物 ,  ラクタム ,  硫黄複素環化合物 ,  第一アミン
準シソーラス用語： Pasteurellaceae ,  *仔牛 ,  *スワブ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 子牛肺炎 ,  罹患率 ,  危険因子 ,  抗菌薬耐性 ,  臨床ブレークポイント

分類 (2件)： 牛  (FD02020Y) ,  細菌による動物の伝染病  (FE02023A)

物質索引 (2件)： オキシテトラサイクリン ,  アンピシリン

タイトルに関連する用語 (10件)： スイス ,  肉 ,  子牛 ,  鼻咽頭 ,  スワブ ,  ウシ呼吸器疾患 ,  病原体 ,  罹患率 ,  抗菌薬 ,  耐性