抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
【目的】急性呼吸窮迫症候群の症状評価における呼気NOの役割を調査する。方法:2015年9月2017年9月に本院ICUで急性呼吸窮迫症候群(ARDS)と診断された患者102例を実験群とし、同時に22例の外来診察を受けた健常者を対照群とした。すべての症例を,2012年のベルリン標準に従って選択した。実験群は2週間ICUで治療し、生存群と死亡群に分ける。治療前、治療後1d、治療後5dの実験グループと対照グループにおける呼気NOと血清NOのレベルを測定し、そしてAPACHEIIスコア、酸素化指数(PaO2/FiO2)と分析を行った。酸素分圧(PaO2)の相関性および呼気NOと血液NOとの相関性を分析した。結果:実験群の治療前の呼気NO、血清NOは対照群より明らかに高く、治療後の呼気NO、血清NOはいずれも顕著に低下した(P<0.05)。ARDS生存群患者の治療後1日、APACHEIIスコア、呼気NO、血清NOはいずれも治療前より降下し(P<0.05)、酸素化指数と酸素分圧治療後はいずれも上昇し、治療後5日でこれらの数値変化は更に顕著であった。しかし、死亡グループでは、時間経過に伴い、APACHEIIスコア、呼気NO、血清NOは絶えず増加し、酸素化指数と酸素分圧は次第に低下した(P<0.05)。ARDS患者の呼気NO、血清NOはAPACHEIIスコアと正の相関があり、PaO2/FiO2とPaO2と負の相関があった(P<0.05)。ARDS患者の呼気NOは血清NOと正の相関があった(P<0.05)。結論:呼気NOレベルはARDS患者の酸素不足状況及び病状の重症度を反映でき、治療効果の評価及び予後判断に役立ち、便利かつ迅速、非侵襲的安全で、血清NO検出に代替できる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】