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J-GLOBAL ID:202002258745828657   整理番号:20A1122431

ラパチニブの薬物動態と脳および脳脊髄液におけるその分布に対するP糖蛋白質調節因子Elacridarの共投与の影響【JST・京大機械翻訳】

The influence of the coadministration of the p-glycoprotein modulator elacridar on the pharmacokinetics of lapatinib and its distribution in the brain and cerebrospinal fluid
著者 (8件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 574-583  発行年: 2020年 
JST資料番号: W4500A  ISSN: 1573-0646  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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背景:Lapチニブは,HER2陽性進行性および転移性乳癌(BC)の治療に対して現在承認されているヒト上皮受容体2(HER2)およびEGFRの小分子チロシンキナーゼ阻害剤である。輸送体のATP結合カセット(ABC)ファミリーはP糖蛋白質(P-gp;ABCB1)及び乳癌耐性蛋白質(BCRP;ABCG2)を含み,血液脳関門及び血液脳脊髄液バリアを介して化学療法を含む薬物の浸透を実質的に制限する。本研究の目的は,lapatinibの脳および脳脊髄液取り込みに対する,ABCB1およびABCG2阻害剤,エルクリridの効果を検討することであった。【方法】ラットを,2つの群に分割した:1つの群は,5mg/kgのエルクリridと100mg/kgのラプラチニブ(実験群)を受けた,そして,他の群は,100mg/kgのlapチニブ(対照群)を受けた。血漿(BP),脳脊髄液(CSF)および脳組織(BT)におけるラプラチニブ濃度を,タンデム質量分析と結合した液体クロマトグラフィーにより測定した。【結果】elacidarは,CSFおよびBTに対するラップチニブの浸透を有意に増加させた(それぞれ,136.4%および54.7%のC_max増加および53.7%および86.5%のAUC_0-∞増加)。BPにおけるlapチニブのC_maxは,両方の実験群において類似していた(それぞれ3057.5対3257.5ng/mL)。【結論】本研究は,エラクリダールがlapチニブの薬物動態に影響を及ぼすことを示した。elacridarによるABCB1およびABCG2輸送体の阻害は,CSFおよびBTへのラップチニブの浸透を実質的に増強した。蛋白質輸送体の遮断は,乳癌および脳転移を有する患者の治療において不可欠になる可能性がある。Copyright The Author(s) 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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細胞膜の輸送  ,  生物学的機能 
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