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J-GLOBAL ID:202002258770790551   整理番号:20A0870159

水飽和超臨界二酸化炭素中での固体木材の無溶媒染色【JST・京大機械翻訳】

Solvent-Free Dyeing of Solid Wood in Water-Saturated Supercritical Carbon Dioxide
著者 (6件):
資料名:
巻:号: 14  ページ: 5446-5451  発行年: 2020年 
JST資料番号: W5047A  ISSN: 2168-0485  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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大量木材の着色は,高い木材加工において依然として大きな課題であり,それは家具製造者に広範囲の色で固体木材を提供することを目的としている。ここでは,超臨界二酸化炭素(scCO_2)の水飽和,有望なグリーン染色媒体,が固体木材染色を大いに改善することを報告する。これは,分散ブルー134および3つのヨーロッパ広葉樹種,すなわちカバノキ(Betula pendula),ブナ(Fagus sylvatica)およびオーク(Quercus robur)に対して実証された。染色温度(45~100°C)と圧力(10.0~30.0MPa)の変化は,20.0MPaと100°Cが最適なパラメータ組合せをもたらすことを明らかにした。CIELAB色空間内のΔE色変化として表される小木材立方体(2cm~3)の内部の着色は,カバノキでは40.6(±1.2),ブナでは28.7(±3.1),オークでは16.3(±4.4)であった。これらの値は水を含まないscCO2に比べて著しく高いので,scCO2-への溶解度が低くても水は半多孔質木材マトリックスを通して効果的に輸送されると結論できる。これは後者を膨潤させ,それは染色試薬による個々の細胞壁成分のアクセシビリティを効率的に改善する。3点曲げ試験は,水飽和scCO_2染色が,曲げ強さと剛性(15~20%)の両方の適度な損失が見出されたので,木材構造へのいくつかの形態的または化学的変化を効果化することを示した。それにもかかわらず,広い多様なバイオベース材料に適応できる提案したアプローチは,有機溶媒や廃棄物がないので,グリーンで,持続可能で,非常に汎用性のあるプロセスを表している。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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製材・加工  ,  染色・仕上げ一般  ,  木材の性質・構造  ,  改良木材  ,  浸染,捺染 
タイトルに関連する用語 (5件):
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