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J-GLOBAL ID:202002258844975480   整理番号:20A0790018

スチレン末端両親媒性リンカーの疎水性-疎水性吸着によるPVDF膜の増強された抗蛋白質ファウリング【JST・京大機械翻訳】

Enhanced anti-protein fouling of PVDF membrane via hydrophobic-hydrophobic adsorption of styrene-terminated amphiphilic linker
著者 (10件):
資料名:
巻: 156  ページ: 273-280  発行年: 2020年 
JST資料番号: E0282A  ISSN: 0263-8762  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,両親媒性共重合体ポリスチレン-マレイン酸アンヒドリド(SMA)-2-ヒドロキシエチル(HEA)を初めて合成し,ポリビニリデンジフルオリド(PVDF)膜の親水性と抗吸着能力を強化するために,双性イオン性スルホベタインメタクリラート(SBMA)をグラフト化するリンカーとして用いた。この両親媒性リンカーは疎水性四肢,すなわちSMA共重合体と親水性四肢,すなわちHEAにより構成されている。SMA-HEAリンカーを最初にブレンド法によりPVDFマトリックス中に分散させ,SMAの疎水性ポリスチレンを疎水性-疎水性相互作用によりPVDF膜に吸着した。その後,SBMAをフリーラジカル重合により拡張HEA上にグラフト化した。両親媒性改質PVDF膜の官能基,形態,および親水性を,減衰全反射Fourier変換赤外分光法(ATR-FTIR),電界放出走査電子顕微鏡(FE-SEM),および水接触角(WCA)測定によって分析した。SMA-HEA両親媒性リンカーで修飾したPVDF膜は,WCAが135.0°から4°に減少すると親水性が著しく向上し,修飾膜の蛋白質吸着は112.5から33.3μg cm-2に減少した。さらに,動的蛋白質分離を行い,純水フラックス回収率は100%に達し,良好な抗吸着能を示した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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膜分離 

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