文献

J-GLOBAL ID：202002258863607538   整理番号：20A2645918

薄いネマチック液晶膜の不安定性と脱濡れに及ぼす空間的に変化する基板アンカリングの効果【JST・京大機械翻訳】

Effects of spatially-varying substrate anchoring on instabilities and dewetting of thin nematic liquid crystal films

著者 (3件)： Lam Michael-Angelo Y.-H. (U. S. Army Engineer Research and Development Center, Coastal and Hydraulics Laboratory, 3909 Halls Ferry Road, Vicksburg, MS 39180, USA. [e-mail]) ,  Kondic Lou ,  Cummings Linda J.
資料名： Soft Matter  (Soft Matter)
巻： 16  号： 44  ページ： 10187-10197  発行年： 2020年 
JST資料番号： W2327A  ISSN： 1744-683X  CODEN： SMOABF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 基板上の部分濡れネマチック液晶(NLC)膜は,不安定化固体/NLC相互作用力のため,脱ぬれ型不安定性に不安定である。これらの不安定性は膜のネマチック性質によって修正され,それは有効固体/NLC相互作用に影響する。本研究では,不安定性発達に及ぼす課せられた基板固定の影響に焦点を当てた。NLC膜のLeslie-Ericksen記述に基づく長波定式化内で解析を行った。得られた方程式の線形安定性解析は,出現波長のような不安定性のいくつかの特徴が課せられた基板固定によって影響されないことを示した。大規模GPUベースシミュレーションで考慮された非線形領域への追加は,非線形効果が,特に強い基板アンカリング異方性の場合に,重要な役割を果たすことを示した。シミュレーションにより,膜の不安定性は2段階で発達し,第一段階は局所固定方向に垂直なリッジの形成を含むことを示した。第2は,これらのリッジの崩壊と液滴の形成を含み,その最終分布は基板によって課された異方性によって影響を受ける。最後に,より複雑な基板異方性パターンを課すことにより,不安定性進展に及ぼす配向方向における基板挿入欠陥の影響の基本的な理解を達成できることを示した。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 異方性 ,  液滴 ,  相互作用 ,  *濡れ ,  *ネマチック相 ,  非線形効果 ,  波長 ,  不安定性 ,  定式化
準シソーラス用語： *脱濡れ ,  不安定化 ,  相互作用力 ,  線形安定性解析 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  ネマチック相  (BK03020W)

タイトルに関連する用語 (4件)： ネマチック液晶 ,  不安定性 ,  脱濡れ ,  アンカリング