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J-GLOBAL ID：202002258899797829   整理番号：20A0389817

多重定常状態の多孔質媒体における泡-油変位の三相分数流理論【JST・京大機械翻訳】

Three-Phase Fractional-Flow Theory of Foam-Oil Displacement in Porous Media With Multiple Steady States

著者 (4件)： Tang Jinyu (Department of Geoscience and Engineering, Delft University of Technology, Delft, Netherlands) ,  Castaneda Pablo (Department of Mathematics, ITAM, Mexico City, Mexico) ,  Marchesin Dan (Instituto Nacional de Matematica Pura e Aplicada (IMPA), Rio de Janeiro, Brazil) ,  Rossen William R. (Department of Geoscience and Engineering, Delft University of Technology, Delft, Netherlands)
資料名： Water Resources Research  (Water Resources Research)
巻： 55  号： 12  ページ： 10319-10339  発行年： 2019年 
JST資料番号： B0706A  ISSN： 0043-1397  CODEN： WRERAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多孔質媒体中の泡と非水相の相互作用を理解することは,帯水層と土壌の石油回収と修復を強化するための発泡体の設計を改善するための鍵である。広く使われている暗黙集合組織発泡体モデルは,カスプカタストロフィー理論に類似した現象を予測する:分数流の関数として泡見掛け粘度を記述する表面はそれ自身で後方に折畳まれる。したがって,注入された分数流によって定義された同じ注入条件Jに適合する複数の定常状態がある。数値シミュレーションは,複数の可能な状態の間の安定注入状態を示唆するが,理由を説明しない。三相分数流理論を用いて,波動伝搬の観点から多重定常状態の問題を検討した。波動曲線法を適用して,一次元発泡油流における組成経路と波速度に対する二つの保存方程式を解いた。各可能な注入状態Jから保存方程式を満たす初期状態Iまでの組成経路が存在する。安定変位は,JからIまでの経路に沿ってすべて正の波速度(特性速度)を有するものである。全ての場合において,2つの経路はJにおいて負の波速度を特徴とした。このような溶液は物理的注入条件に対応しない。安定な変位は,上部,強い泡状態,または下部,崩壊泡状態のいずれかによって達成されるが,中間的で不安定な状態にはならない。その状態は,変位を貯留層の初期状態に依存する。初期状態に対する変位状態の選択の依存性を境界曲線により捉えた。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： カタストロフィー理論 ,  *多重化 ,  一次元 ,  相互作用 ,  集合組織 ,  石油 ,  *気泡 ,  波動 ,  波の速度 ,  起泡 ,  波動伝搬 ,  カスプ磁場 ,  帯水層 ,  気泡流 ,  水相

著者キーワード (5件)： 油による気泡流 ,  多孔質媒体 ,  多重定常状態 ,  分数フロー理論 ,  波動曲線法

分類 (2件)： 地下水流  (RC10060Q) ,  不均質流  (BC02060J)

タイトルに関連する用語 (9件)： 多重 ,  定常状態 ,  多孔質媒体 ,  泡 ,  油 ,  変位 ,  三相 ,  分数 ,  理論