文献
J-GLOBAL ID:202002259196676388   整理番号:20A0617215

逆相蛋白質アレイを用いた肥満およびインスリン抵抗性状態による悪性および良性子宮内膜のプロテオミクス解析【JST・京大機械翻訳】

Proteomic analysis of malignant and benign endometrium according to obesity and insulin-resistance status using Reverse Phase Protein Array
著者 (10件):
資料名:
巻: 218  ページ: 57-72  発行年: 2020年 
JST資料番号: A0656B  ISSN: 1931-5244  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
肥満と高インシュリン血症は子宮内膜癌の危険因子として知られているが,この関係の基礎となる生物学的経路は完全には理解されていない。本研究では,子宮内膜癌および良性組織における蛋白質発現と肥満およびインシュリン抵抗性との相関を検討した。子宮内膜癌または良性条件に対する子宮摘出術を受けている107人の女性は,空腹時血液サンプルおよび子宮内膜組織を提供した。著者らは,ボディマスインデックス,インシュリン抵抗性および血清マーカーレベルに従ってプロテオミクス発現を行った。統計解析のために線形回帰と独立t検定を用いた。癌ゲノム地図(TCGA)データバンクからの560の子宮内膜癌症例からのプロテオミクスデータを用いて,結果の再現性を評価した。127の蛋白質は66人の癌と26人の良性患者の間で有意に差次的に発現した。細胞周期進行,細胞骨格動態(PAK1)および細胞生存(Rab25)に関与する蛋白質発現は,最も有意に変化した。癌を有する肥満女性は,PRAS40_pT246を増加させた;PI3K-AKTシグナル伝達の増加の下流マーカー。癌のない肥満女性は,Mcl-1,DUSP4およびインシュリン受容体-Bのアップレギュレーションにより,分裂促進および抗アポトーシスシグナリングを増加させた。この探索的研究は,子宮内膜癌および良性子宮内膜組織に特異的な多くの候補蛋白質を同定した。良性子宮内膜を有する女性における肥満とインシュリン抵抗性は,PI3K-AKT-mTORのようなインシュリンとドライバー発癌性シグナル伝達経路に関与する蛋白質の特異的アップレギュレーションと,分裂促進性で代謝に対して破壊的な成長因子シグナル伝達経路をもたらす。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの化学・生化学・病理学 

前のページに戻る