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J-GLOBAL ID:202002259216877292   整理番号:20A1702770

稲作技術普及に関する研究-ウガンダにおけるJICAプロジェクトを事例に-

A study of rice technology diffusion in agriculture-A case Study of JICA Project in Republic of Uganda-
著者 (3件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 1-9  発行年: 2020年07月31日 
JST資料番号: L6467A  ISSN: 0918-9432  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,現在ウガンダ全域において実施されているJICAコメ振興プロジェクト(Promotion of Rice Development:PRiDe)について,農民へのインタビュー調査をもとに農民間技術普及についての評価研究を実施した。評価結果として,第一に,ポスターを使用した簡易研修では,技術に対する理解度が低く,技術普及率が低い。他方で,圃場研修では,ビジュアルインパクトと実践的な取り組みの効果があり,技術普及率が高い。第二に,圃場研修参加農民は,研修後に主体的かつ活発に他の農民へ情報共有を行なっているが,簡易研修参加農民は情報共有をほぼ行わない。第三に,農民間の技術普及において,オピニオンリーダー(圃場研修を受けた農民のうち,コミュニティ内で2割以上の農民から支持されている)から情報共有を受けた場合には高い技術普及効果が確認された。その他の農民から情報が共有された場合はその効果は低く,簡易研修と同等の効果となった。すなわちウガンダ水稲栽培に関する技術普及において,第一段階では,「圃場」による研修が重要であり,第二段階では「人(オピニオンリーダー)」が重要な要素である。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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稲作  ,  技術教育・普及 
引用文献 (18件):
  • Abubakar HN, Garba Y, GAna AK, Jocob IA (2019) : Factors influencing adoption of rice improved production practices by farmers in adopted villages, Niger state, Nigeria, Advances in Plants & Agriculture Research, 9 (1), pp.183-189.
  • Ayanda, Ibrahim Folorunsho (2019) : Rice Farmers Preferred Extension Teaching Methods for Capacity Building in Kwara State Nigeria, Journal of Agricultural Extension, 23 (2), pp.13-21.
  • 福田浩一(2003):農業普及研究の基本的課題への一視点,農村研究,96,pp.50-60.
  • 藤田康樹(1987):農業指導と技術革新-普及方法の実証的検証-,農山漁村文化協会,320p.
  • 藤田康樹(1995):21世紀の農業普及,農山漁村文化協会, 205p.
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